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#北の合宿2018秋 に参加してきた話

9/10-12の間、オホーツク島佐野和哉さん(かずきゅん)が企画してくれた #北の合宿2018秋 に参加してきました。
写真は名塚ちひろさん原田啓介さんです。

薄っぺらい感想だけを先に述べてしまうと、本当に楽しかったし、参加していた人たちのことがもっと知ることができて嬉しかったし、もっと大好きになりました。やったー!

(やったー!感のあるたくちゃん

私は合宿に参加することが多い。
2年前から文部科学省で年に2〜3回開かれる、とある同窓会組織の立ち上げ合宿に参加していたが、今回の合宿はその対極にある合宿だった。

虎ノ門じゃなくて白滝で、
文部科学省じゃなくて庭のある一軒家で、
夜は居酒屋じゃなくてBBQ。

もっと生々しく、システムやお金では解決しづらいことをとりとめなく話し、余白が多く(ほぼ余白だった)、謎の団結感を背負って合宿から去っていくメンバーを「行かないで…!」と追う、青春っぽい合宿だった。
めちゃくちゃ久しぶりに青春っぽいことしたな、と思いながら帰った。

さて

さて、2泊3日で何をしたかというと、

・BBQ ・温泉 ・野菜収穫 ・シーシャ ・最近の活動報告
・とりとめのない話 ・真面目な話 ・恋愛の話
・DJ/VJ(かずきゅんがしてくれた) ・散歩 
・コーヒーを飲む ・牛乳を飲む ・酒を飲む
・枕投げ ・ドローン ・焚き火

こんなところだろうか。どう見てもコンテンツ過多である。雑多だ。
到底10数名では処理できないコンテンツ量である。

それでもあの空気感を作り出すには必要不可欠なコンテンツたちだったのだろうなと思う。
全部できてよかった。全部やるってことはとても大事だ。
たくちゃんがいも焼酎のお湯わりを片手に、踊りながら言ってたことなのでとても大事なのだと思う。

最近の活動報告について

かずきゅんが「なんか話すことあるでしょ」というので、
実際なにも話すことはないのだが、最近の自分の動きについてみんなの前で話してみた。

最近は、

・大学(研究や課題)
クスろ道東誘致大作戦
・Gラボ(後々note書きます)

を喫緊のやるべきこととして動いている。

私は大学院への進学を希望しているので、研究も頑張りたい。
テーマは、「ローカルにおける社会活動の分析と仮説検証」としているが、
これもきちんと決まっているわけではない。ふわふわの生まれたての研究。

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思えば、私は楽しいとか嬉しいという感情で何か行動を起こしたことが滅多にない。
だいたいのことは悔しいからやったしムカついたからやったし負けたくないからやった、みたいなところがある。

その負の感情はどこからやってきて、どこへ昇華させようとしているのだろう?と思ったときに、
やってくる場所は「不公平感」で、昇華されるべき場所は「身の回りの人」だな、と思った。

自分は比較的恵まれた環境で育ってきたと思う。
義務教育も済ませ、ある程度習い事もさせてもらったし、高専にも入学させてもらった。

ただ、なぜだかずっと幼稚園の頃からいじめられっ子体質で、
中学校2年生くらいまで同じ人にいじめられていた。
いじめは言うなればルーレットみたいなもので、「なんとなくムカつく」とか「キモい」みたいな理由でいじめられっ子の矢がたってしまうのだった。

社会というのは実に「不公平」である。
当時家庭状況も混乱していて、変わり続ける環境に疲弊した親のことも見ていたので、「この家は不公平だ」とも思っていた。
不公平は積み重なる。

地元のお祭りを手伝ったり、ラジオを始めたり、大人の世界に飛び込んだのはその不公平の差を埋めたかったからだと思う。
「いじめっ子のあの子と同じ位置に立ちたくない」と思い、人と違うことをしたかったからかもしれない。
でもどこへ行っても結局不公平だと思うことはたくさんあった。
なんで私だけ、とか、フェアじゃないと思うことはたくさんあった。

でも思えば、いじめっ子のあの子も自分のことを不公平だと思っていたのかもしれない。
釧路は寂れていく街だ。平均年収なんて300万円を余裕できる。
あの子は子供から見ても経済的に裕福ではなかった。
腕にも太ももにもいっぱい切り傷があったし、ストレスのはけ口としていじめに走っていたかもしれない。
だからと言って人をいじめんなバーーーカ!
一生許さねえから!

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釧路で育ったことは、不公平を感じた原因の1つだったかもしれない。
好きなおしゃれも化粧も音楽も、釧路だけでは到底物足りなかった。
その物足りなさを、釧路では数少ない私にとっての本当の意味での「文化施設」で埋められたときの嬉しさ、その嬉しさだけが記憶の中の釧路にソフトフォーカスをかける。

私はよく釧路のことを「なんで好きだったのかわからないけど忘れられない元彼」と表現するのだが、今回の合宿を通して振り返ってみたことでそれが改めて理解できた。

嫌な思い出の方がはるかに多いのに、ここでやっていくことしか今は考えられない。

今クスろで活動していることにとても満足しているし、楽しいと思う。
何より一緒にやっている先輩方が最高に好きだ。
この人たちとなら不公平だと思うことはなくなるかもしれないと思った。
不公平だと思うことを無くしたいと思った。

ローカルで生き続ける以上、都心と比較されるし、他の地域とも比較される。
足りないものや多すぎるもの、トラブルもあるし、ローカルにはまだまだ課題だらけだ。

私の「満たされなさ」を「不公平」ととるか「アドバンテージ」ととるか、
それはこれからの私たちの活動次第だし、
不公平だと言われている問題があればそれを解決するための研究がしたい

今は様々なローカルでの事例を調査して、その経済性や持続可能性、組織の成り立ちなどを調べているところである。
理論と実践を結びつけるような何か
認知心理学も行動経済学も社会哲学もやらなければいけない。
負の感情のもとに。

進捗は思うように出ないです。

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今回の合宿でいろんな先輩方と騒ぐことができて、
本当にこの人たちに可愛がってもらえてこその須藤か志こだな、と心の底から思った。

可愛がってもらえるのはありがたいことだ。
ちなみに今回の参加費、私は払っていない。
お兄様お姉様方が支払ってくれました。本当にありがとうございます!

私は1人目のダンサーじゃないし能力も愛想もまだまだだし難しいお年頃だけど、
今回遊んでくれたみなさんの手助けになれるようなことをやっていけたら良いと思った。
年下は怖いけど、次の世代にも何かの助けとして活動や研究が生かされるようになればいいなと思う。

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そういえば、私が発表しているときに、みんなが盛り上がりすぎて
あんまり私の話を聞いていない瞬間があったのだが(別にそれはそれで良くて)、
その時にちひろさんが
「かしこは強いから、そういうの全く気にしないで喋るから」
と言ってくれたことが嬉しかった。ちょっとグッときた。

そういうときってあるよね!

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私は札幌から蝦夷丸さんの車に乗ってきたのだが、
その車に乗っているメンバーで「今回はかずきゅんの笑顔がたくさん見れるといいね」と言いながら現地に向かっていた。

そんな主催のかずきゅんがめちゃくちゃ楽しそうでよかった、とも思った。
企画お疲れ様でした!ありがとうございます!

というわけで

合宿、楽しかったです。
平成最後の◯◯って感じがしました。
もっと頭が良くなりたいし可愛くなりたいなあと思いました。

以上です。

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