坂東さしま

関東のどこかに在住。文章書き。 ひょんなことから文章を書き始め、小説にも手を出しました…

坂東さしま

関東のどこかに在住。文章書き。 ひょんなことから文章を書き始め、小説にも手を出しました。 各小説はマガジンでまとめております。

マガジン

  • 【長編和風ファンタジー】神社の娘

    近年まれにみる大雪の夜、村の高校生橘平は村の真ん中にある森の近くで見知らぬ女の子と出会う。 なぜこんなところにいるのだろうか。自殺?家出?だとしたら大変だと、橘平は追いかける。 追いかけた先で橘平が見たものは…この時期に咲いてるはずのない桜だった。 普通の少年が、不思議な能力を持つ桜、向日葵、葵とともに、悪神に挑む長編和風ファンタジー。 ☆小説家になろう様でも公開中。内容は同じですが話の区切りが多少異なります。 ★マジ長いですので、読んで下さっただけでも感謝\(^o^)/\(^o^)/ 少しでもお楽しみいただけたら幸いです! それでは、ごきげんよう。良い一日をお過ごしください。

  • 【短編小説全12話】私と僕と夏休み、それから。

    初めて投稿した短編小説です。 【あらすじ】 地元の高校に通う高校1年生の中村キコは、同じクラスで同じ委員会になった男子生徒から、突然「大っ嫌い」と言われる。しかし、なぜそう言われたのか、全く見当がつかず…。

最近の記事

歯のメンテ―身近で簡単な健康習慣

#日々の大切な習慣 人それぞれあるかとは思いますが、私は 「歯のメンテ」 です。 当たり前の習慣かもしれません。 けど、この当たり前が体の健康にもつながっている。 昔、知人から聞いた話が忘れられません。 「虫歯菌が内臓にダメージを与える」 知人の知っている方は、虫歯菌が心臓を… ひい! お口の疾患は、お口で完結すると思っていた私は、体の奥から恐怖を感じました。 その方は体が弱っていたから、虫歯菌に侵されたのかもしれません。 けれど、でも虫歯のないお口だった

    • 【小説】神社の娘(第39話 春の大駆除見学会-神秘系美人の応援で退治編)

       私たちにこんな恐ろしい怪物、倒せるの?  高校生以上の学生有術者、普段妖物に対峙することのない社会人有術者は、一人を除いて、皆が同じことを考えていた。  今、彼らの目の前にいるのは、通常の2倍はあろう体躯、異常に大きな犬歯、いや牙を持つ土佐犬型。ハスハスの呼吸もよだれも2倍だ。  その一人とは一宮桜である。彼女はこれより強大な鬼のようなバケモノと出会っているし、この程度で弱気になっていられない。  おそらく、お伝え様の大事な跡取り娘に、駆除の当番が回ってくることはな

      • 【小説】神社の娘(第38話 2回目のゲロも君が受け止めてくれたんだ…)

        「本当にごめんなさい本当にごめんなさい本当にごめんなさい本当に…」 「いやもういいから、済んだことなんだし」 「だめよ、あお君!優しすぎるわよ!」  二宮向日葵は酒で大失敗したことを、早朝から被害者に土下座謝罪していた。  葵に酒を飲ませたところまではしっかり覚えている。その先がもう、はてな。  樹は5時頃に葵の住む古民家にやってきた。そのことは昨夜の電話で聞いていたので、葵もその頃に起き、樹を迎え入れる。  その玄関の開くガラガラ音で、ゲロの方は目が覚めた。  ちょう

        • 笑顔の素敵な人になりたい!!

          #なりたい自分 小さいころ、いろいろな夢がありました。 今だってかなえたいことはありますが、 「なりたい自分」 って何かなあと考えると、 「笑顔」 これが浮かんできました。 いつも笑顔でいる人になりたい。 その理由は、笑顔が素敵な人と会っているほうが楽しいから。 私も、会って楽しい人になりたい。 その方が私も相手も嬉しい! さて、そのために何ができるか。 ●気分をよくする ●まずは作り笑顔でもいいから、顔を笑顔に慣らす ●悲しいこと、辛いことがあっても、立ち

        歯のメンテ―身近で簡単な健康習慣

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        • 【長編和風ファンタジー】神社の娘
          40本
        • 【短編小説全12話】私と僕と夏休み、それから。
          12本

        記事

          創作仲間を見つけたい!

          一人こつこつ小説を書き始めて数か月。 周囲に話していないため、一人で黙々。 「同じ創作者の人と話してみたいなあ」 という欲が出てきました。 しかし、どこに行けば会えるのか。 Xやnoteなどで同じ文字書きさんと繋がっていくしかないのだろうか… とりあえず、サークルアプリを登録してみました。 もしかしたら、似たような人は… うーん。 お茶会が多いですかねえ、という印象。 読書会はちょこちょこ見つかりました。 しかし私は読むほうではなく、書くほう… と探すと、お

          創作仲間を見つけたい!

          【小説】神社の娘(第37話 アニメも社会も裏を読め)

           ついに、プラモデルを、作る。    桜はニコニコ顔で午前中から寛平の家にやってきた。桜は寛平のしっかりした指導の下、クラシカ・ハルモニの主人公機体を組み立てていく。  橘平は横でずっと見ている。  のもヒマなので、久しぶりに絵を描き始めた。組み立てに夢中の祖父と桜をモデルに、鉛筆でさらさら、すらすらと。  少し前まで、この家で女の子の孫たちと暮らしていた祖父はきっと、桜をその子たちと重ねているだろう。橘平が子供の頃よく見ていた表情をしていた。  静かに流れる時間、パ

          【小説】神社の娘(第37話 アニメも社会も裏を読め)

          【小説】神社の娘(第36話 身一つで立つ場所)

           橘平は午前中、ゆるーく陸上部の練習があった。  それを終えてスマホを見ると、向日葵からメッセージが入っていた。 〈今日の稽古、葵くるよ~!!〉  これを見てすぐ、橘平は〈すっごくワクワクする!〉と、桜にメッセージを送った。桜も行きたくて仕方なかったが、今日までは妹の面倒を見ることになっていた。また辛さを味わう。 〈橘平さん!!動画撮ってきて!!〉 〈りょーかい!〉 「アオちゃん、ここ最近、剣術ばっかりみたいね。躰道来ないの?」  息抜きにコーヒーでも買おうと休憩

          【小説】神社の娘(第36話 身一つで立つ場所)

          ご先祖さまに願う?―仏壇に手を合わせて思うこと

          親戚に 「仏壇でお願い事はするもんじゃないよ」 と言われました。 が、仏壇で願おうと思ったことはありません。 ご先祖さまにお願いごと? ご先祖さまってお願い叶えてくれるんですかね? それは神では? それとも大日如来か何か、仏様と勘違いしているのでしょうか。 実家の仏壇には…みんなの位牌が並んでいます。 うーん。 亡くなったじーさんたちが、私の願いを叶えてくれるとは思えません(超失礼)。 でも。 見守る、 はしてくれそう。 願うにしても、そこ、ですね。 家族のこ

          ご先祖さまに願う?―仏壇に手を合わせて思うこと

          【小説】神社の娘(第35話 妹)

           まもりの痕跡を探そう。  桜は家族に気取られないよう、こっそりと、春休み第1日目から家探しを始めた。  宿題と多少の登校、お稽古ごとなどはあるが、それ以外は時間たっぷりだ。  母屋から離れた蔵から始めてみたが、貴重品も多く、気を遣う作業だった。  開始して数時間ほど経ったところで「まもりさんに関する物ってどうすればわかるんだろう?」と疑問がわいた。着物とかなんとか、そんなものは一宮家にたくさんある。これはまもりの物、と一発で分かる。 「あ、あの模様か!」  桜は

          【小説】神社の娘(第35話 妹)

          一服の効用~カフェに行く理由?

          写真はStarbucks Teavana のジャパニーズ チャイ ティー ラテです。 「あ、カフェ行きたい!」 と、週に1、2回は思うことがあります。 昨今の値上げラッシュで節約を心がけてはいるものの、どうしても行きたくなるのがカフェ。 ああ、不思議。 だいたいはリーズナブルチェーンか、ドリンクバーファミレスです。 そこで何をするかと言えば、読書や勉強、最近は小説書きです。 家よりはかどる、ような気がしています。 気分転換になるからなのか、カフェは同じように読書、勉

          一服の効用~カフェに行く理由?

          【小説】神社の娘(第34話 毎年恒例タケノコ大発掘会)

           役場の裏の竹林を会場に、毎年春になると「タケノコ大発掘会」が開催されることは既出の通り。  今年もその時期が到来し、本日、美味しいタケノコを食べたい職員たちが、よいしょよいしょと大奮闘している。  しかし、今年の環境部野生動物対策課の面々にそんな暇はない。  昨年までなら午前中から全員が参加できるほど余裕があったというのに、今年の午前の部は課長しか参加できなかった。  最近では、葵はほとんどの仕事で樹とペアを組まされ行動している。  唐揚げが「ああ、これヤバいかも」

          【小説】神社の娘(第34話 毎年恒例タケノコ大発掘会)

          「好き」の否定

          子供のころ、漫画が好きだ、アニメが好きだ、なんならそのキャラの絵をいっぱい描いている…。 というのは、わりと、いじられ対象でありました。そのことは何度も友人たちとの会話で話題にあがったことがあります(地域差、環境などはあると思いますよ)。 私もそれはひしと感じていたところがあり「どこまで趣味を人に明かせるか」というのは、子供のころから測りかねています。 そう今もね。 導入として漫画などをあげましたが、趣味全般の話です。 好きを公表して同士を得られればよいけれど、いじられ

          「好き」の否定

          【小説】神社の娘(第33話 大人気ロボットアニメ鑑賞会-第一期)

          『ありがとう』 「何が?」 『森の扉の絵、描き始めてくれて』 「ああ、うん」 『君のおかげだよ。これが終わったらさ、次は神様を描こうか』  神様ってなんだ?  終業式に返された通知表は、可もなく不可もなく。  橘平にとって今、成績の優先順位は低いので赤がないだけ御の字。  それよりもだ。  明日から春休みなワケで。  宿題は大してないし、残りの時間は悪神に関することや、自分の身を守れるよう鍛練することに費やせるワケなのだ。  ゆる陸上部の練習も、最近は鍛練のつもり

          【小説】神社の娘(第33話 大人気ロボットアニメ鑑賞会-第一期)

          本格的に夏物にするのかどうか問題

          本日の関東、とても暑かったですね。 まだ5月というのに30度ですか。 夏、じゃないですか。 しかし、まだ5月。 これから梅雨もやってくる。 涼しい日もあるかもしれない…。 と、この時期は毎年、このように考えてしまいます。 何がいいたいかというと、 「長袖をすべてしまっていいのか??」 ということです。 いや、薄手のカーディガン残せばよくない? ってつっこみも毎年、自分にしておりますよ。で もね、長袖2、3枚は7月まで置いといていいんじゃないの?って最終的に落ち着いて、本

          本格的に夏物にするのかどうか問題

          【小説】神社の娘(第32話 なんで酒飲んでだよ、ゲロったくせに!)

           日曜日。  本日の出動は3回。  キツネ2匹、柴犬3匹、猪1匹。  強さは一般的なレベル。  うち一回、有術者の親子が課長と見学に来ました。  退勤時間がせまり、向日葵は課内の共有アプリに今日の記録を簡単に入力し、帰る準備を始めた。  葵も同様に帰り支度をする。 「あー、やっと終わった。休日に職場って精神的に辛かった~こーいうとき、みんなお酒飲むんだろうなあ~ちょっと羨ましい~」  向日葵は見た目の派手さから飲めそうに思われがちだが、実は下戸である。  一口でふらふら

          【小説】神社の娘(第32話 なんで酒飲んでだよ、ゲロったくせに!)

          どこからオタクなのか?

          こんにちは坂東です。 先日友人と「あたしらライトな(漫画、アニメ等の)オタク」という話をしたのですが。 自分で言っといてなんですが、オタクとはどこからなんでしょう。 まずオタクの意味をば。 この記事の話題は④ですね。 他の物事に無関心なほどは凝ることはありませんね。 というと、ライト、かと。 私はそんなにグッズを集めないし、イベントにも参加したことないし、二次創作もしていない。 そしてすぐ「好き」が移る。 子供のころから、好きであり続けている作品はありますよ。 そ

          どこからオタクなのか?