【囲碁】実際に遭遇した対局トラブル3選
今日は実際に遭遇したり目撃した対局トラブルを紹介します。
勝って奢らず負けて潔しが重要ですが、勝負事なのでどうしてもトラブルに発展してしまうケースもありました。
1.対局時計のトラブル
1番多いと感じたのは対局時計のトラブルですが、将棋、チェス、オセロを趣味にしていて経験された方も多いのではないでしょうか?
学生の頃に出場した昇段大会で、違うテーブルで揉め事が発生しました。
どうやら年配の方が対局時計を押し忘れて対戦相手の子供が指摘せず、そのまま時間切れになってしまったようです。
激怒する年配の方、泣き叫ぶ子供、なだめる審判と中々の地獄絵図でしたね。こういうトラブルは他の競技でも多いんですかね?もし経験した方がいたらコメント頂ければ幸いです。
個人的には「押し忘れてますよー」など一声かけた方が、気持ち良い関係を築けると思います。
2.口出し
これも碁会所で見かけたケースですが、ギャラリーが多くなると「あの石生きてるの?」「死んでるんじゃない?」「いやでも…」みたいなやり取りを耳にしたことが何回かありましたね(笑)
対局時計に関連していますが、対局者が時間に追われて気付いていない!なんてこともあります。
対局が終わって検討の段階なら車座になって意見を言い合うのは良いと思うのですが、対局中はお静かにするのがマナーです。
江戸時代の碁盤や将棋盤の裏に梔子(クチナシ)をモチーフにした溝がある点を考慮すると昔から助言・口出しのトラブルは多かったみたいですね。
3.ハガシ
これは私が大学の団体戦で実際に遭遇したトラブルです。
囲碁は1度碁石を碁盤に置いて手を離すと着手が成立して打ち直すことができません。もし打ち直してしまった場合は「ハガシ」という反則負けになります(有名な例は『ヒカルの碁』に出てきた伊角さんですね)。
相手が「ハガシ」の反則をしたかで揉めて審判を呼びそうになったことがあります。
打つ場所を決めてから碁笥(碁石を入れるケース)の碁石を持つのがキレイな所作です。
私も打とうとしたら違う筋が見えることもありますが、この時は擁護できませんでした。
このトラブルは私も学ぶべき教訓があり、以降注意している点があります。
これからは囲碁に限らずイベントや対面での対局も増えてくるので、互いに気持ち良く対局できると良いですね。
本来は「ハガシ」の詳細も書く予定でしたが、想像以上に長くなってしまったので、後日の記事で教訓や注意している点を紹介します。
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