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自撮る私、または初めての有料記事投稿。 - はじめての手術入院

 前回の投稿にも書いた通り、ただいま入院中の私。

 時期的に病名公表は控えているが、40年手術どころか、まともな入院さえない自分が、予定手術時間8時間、実時間11時間半に及ぶ手術を経験するとはまさか思いもしなかった。立会の家族も想定外の長時間化に、あまり口に出さないが大変じゃなかったかと想像する(ひょっとしたら執刀医から相談も受けたかもしれない…聞けないけど)。術後、腰痛持ちの私の腰はきつめの悲鳴を上げ、麻酔から目覚めた私に声をかけた麻酔医は顔に汗をかき、手術着越しにでも髪が乱れ…とにかく疲れているのがわかった。

 しかし、そんな甲斐もあり、最初の手術は成功である。私の場合、体型面の問題で「どうなるかわからない」と、いう部分があったのだが、ここさえクリアできればという安心感も大きい。手術から1週間以上が経過した現在、3箇所に体と繋がる管を残している状況だ。
 正直、管は痛い。夜寝るときは睡眠の邪魔でもあるので、看護師さんにお願いし、痛み止めを打ってもらったりもしている。ウォーキング等のノルマをこなし(逆のように見えるが、傷が治りやすくなるらしい)、これらがより早く外せるよう鋭意取り組み中である。
 美術展評の残りだったり、こういうブログ的な記事を書こうと病院にポメラは持ち込んでいるが、長時間座って書くことがまだまだ大変な状況。この記事もスマートフォンのフリック入力で執筆している。

 それにしても。
 障害者手帳は確実に発行されるし、新たな病気を患うリスクも存在する。環境としては確実に大変なはずなのに、想像よりはめげてないような気もしている。セルフケアの一環とした、起床直後の自分の気分を100点満点で評価しているのだが、今日時点で40-50点というところ。非入院時が60-70点程度とはいえ、手術翌日が9点なので、緩やかにでも回復傾向にあることにはとりあえず安心できている。

 ポメラは使えないが、Googleキープメモを使い、日記も書ける範囲で書いている。手術直後の日記はそれどころではない、断片的なことしか書いてないが、自撮りを1枚残していた。
 鼻に管をつけ、発熱もあって脂汗をかき、浮腫んでいる自分。どれだけ当時が辛かったかは、これを見れば一発でわかる。

自撮りはするが、載せる趣味はないので、手術後の数日間を過ごした部屋を。

 普段だったら40過ぎの中年の自撮りなんて地獄でしかないと思っているが、これに関しては入院直前、図書館で見つけたフォトセラピー(写真療法)に関する書籍の影響が大きい。

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