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美術館で 子育てを思う

東欧・スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催されている、世界最大規模の絵本原画コンクール『ブラチスラバ世界絵本原画展』(以下、BIB)。その第27回展(2019年10月から2020年1月に開催)から選りすぐられた作品の展覧会が、「奈良県立美術館」で、開催中で、今日が最終日。1965年にユネスコと国際児童図書評議会の提唱により創設されたBIB。1967年に第1回展を開催しており、半世紀以上の歴史を誇り、日本人作家も数多く参加しています。

末っ子と二人行ってきました。

本当に美しい絵本の原画の数々に引き込まれました。繊細なタッチ、大胆なタッチ、作家によって様々。

私は、四人の子供達が小さい頃、一日10~20冊ぐらい、毎日毎日絵本を読んでやってきました。順番に膝の上に乗せて。

その子によって、お気に入りの絵本は様々。好きな絵本は、毎日毎日選んで持ってくるんですよ。”子供は、何回同じものを読んでもらっても、その度ごとに新しい発見をしている”と聞いたことがあり、何十回も読んでくれ、とせがむその理由がわかったような気がしました。

そういう子供の想像力をかき立てるような 絵本の絵って、特別ですよね。実に美しい!

もう、絵本を読むどころか、子育ても終わろうとしています。毎日毎日、絵本を読み続けた あの頃を懐かしく思い出しました。

子供を膝に乗せて、あるいは、寝る前に、布団の中で絵本を読んでやった日々、大事な大事な私のかけがえのない時間です。

実は、絵本はしっかり取ってあるんです。絵本って高価なものですし、優れた絵本は、長い時間読み継がれて、決して色褪せることないんです。

だから子供たちが親になったら お気に入りの本をあげようと思っています。たくさん取ってありますが、四人で仲良く分けて欲しいと思います。 

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