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2017年を振り返って〈私生活編〉

仕事面とくらべて、私生活は平和な1年だった。
主に、娘の成長を観察する1年だった。
彼女のキャラクターみたいなものが、なんとなく見えてきて、面白がっているうちに毎日が過ぎた。

「もう早く大きくなってくれ」とばかり思っていたのが、「この可愛らしさが永遠に続いたらいい」と、たまに、思うようになった。
とにかく、健やかに、幸せに、でもやっぱり早いとこ、育ってほしい。

それから、妊娠・出産・育児でずっと休んでいたサッカーのスタジアム観戦を再開できたのが、ごくごく個人的な幸せ。
サッカーについてのエモい文章も、来年は書きたいなあ。

休んでいたと言えば、読書。
今年は、また本を読めるようになった年でもあった。

これまた妊娠以来、本が読めなくなった。
どういうホルモンのいたずらなのかわからないけれど、娘が宿った途端、嘘みたいに頭が回らなくなった。
まとまった文章を読めばめまいがしたし、その当時、熱心に取り組んでいた英語を勉強すれば吐き気がした。というか、実際に吐いた。
出産した後は、頭の方は少しずつ元どおりになったけれど、今度は育児に手がかかり、本を読む時間なんてなかった。

そんな生活が3年ほど続き、今年になって、ようやく本が読めるようになってきた。
仕事に関係する本もそこそこ読んだし、何より嬉しいのは、一人遊びする娘の背中を見ながら、ソファに座って好きな本を読めるようになったこと。
よくて30分ほどだけれど、じんわりと幸せを感じる時間だ。

親しい友達や親類、大切な人と大切な時間を、そんなに長い時間じゃなくても、時折一緒に過ごせたこともよかったな。
インターネット上では、時々、「お互い頑張ってるね」って目くばせし合えるような関係が育って、これもとても幸せなことだなと思う。

来年もどんな年になるのか、楽しみ。

あ、これは〈仕事編〉の方の内容だったかもしれないけれど、noteをはじめて、たくさんの人に文章を読んでもらえたことが、何より嬉しいことだったかもしれない。
読んでくださったあなた、ありがとうございます。
どうぞ、よいお年を。



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