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コロナ罹患中に考えたライブ配信のことなど

今さらですが、家族全員でコロナ妖精🧚にやられていました。
いやしかし、疲れたあ〜。戦ったな〜という感じです。生物の世界に生かされているなぁ。目に見えないウイルスにこんなに苦労するんだから。

吐き気が強くて、寝てるのも苦しくて体を起こしてる時もあって。そんな時は熱でしょぼしょぼする目で、YouTubeのサムネイル作って差し替えたりしていました(ひま。笑)

YouTubeのチャンネル登録者数も1700人を超え、嬉しい限りです。正直なところ、コロナ禍の前までほとんど意識していない媒体だったの。お仕事を頼んでくださる企業やプロダクションの参考ために、少し動画を置いておく程度…。
今となってはテレビより遥かに面白く、よく見ているメディアになりました。

経験を積ませてくれた学生さんたち

コロナ禍でライブが全部なくなった時に、大学生と高校生のグループが企画してくれた、配信での音楽フェス。ラジオのディレクターさんから「オンラインフェスを企画してる子達がいるのだけど、出てあげてくれない?」と声をかけてもらったのがきっかけでした。

若い子たちの企画は基本的に喜んで!のわたしなので「もちろんです!」と即答したものの、配信?はて?どうやるの?な状態でした。配信アプリ「OBS」のセッティングはその時に学生の皆さんから教えてもらったの。とにかくテストして、調べて、テストして…。なんとか本番はスムーズにいきました。

企画してくれた学生の皆さんの一つのチャンネルで、時間ごとに出演者の配信を切り替えてたのだけど、いま考えたらすごいな〜。どうやってたんだろう??教えてもらえば良かったなぁ。わたしはお家から、ロックバンドはライブハウスから、リハーサルスタジオからの人もいました。

おかげで早いうちに配信ライブを体験できたことは、本当に良かったと思います。


これは初回ではなく2度目かな?何度目かの企画のときの。初回の時は会えなかったものね。みんな元気かな〜!


その後は、定期的にお家から配信ライブをするようになりました。YouTubeに載っている最新はvol.20だけど、ライブ会場からなどもあったから、2020年の夏くらいから、ほぼ毎月一回は配信してたと思います。そのおかげで、なかなか会えない遠方のファンの方や、子育て中だったり、障害や病をかかえる方、海外の方などに、以前よりよく聞いていただけるようになったのは、本当にありがたいことでした。


ライブ配信は、コロナ禍で会場でのライブがままならなかった時の、代替的なもの、補佐するもの、でありました。会場にたくさんのお客様は入れられないから、座席を半分にして配信でカバーしたり。お店もミュージシャンもなんとかやっていたと思います。

問題なくライブが催されるようになってきたと同時に、お店も配信をやめてしまった所も多くなりました。配信事業をしていた会社も(わたしの見た感じですが)少なくなった気がします。もともとのスタートがミュージシャン支援として人件費や機材費を度外視して安く手伝ってくださっていたところも多く、収支バランスが難しくなってきたのではないでしょうか。

わたしも、YouTubeライブでは投げ銭してね〜と声をかけますが、登録者や参加者は増えても、収益は4分の1まで減っています。(みんなありがとねーー!) 配信会社に入っていただいての有料でのライブ配信の売り上げも同様です。
最近、これまで使っていた配信用のアプリも3倍に値上がりしたのもあって、使用するアプリや機材を変えて、できる範囲になってきました。

最初の頃はウォールステッカーで色々デコったりしました。笑


コロナ禍初期はみんなが緊急事態で動けなくて、お家にいるしかなかったからね。自由に動けるようになった今、減っていくのは仕方がないのだろうと思います。けれど、せっかく広く繋がることができた人たちがいるから、できる範囲で続けてゆきたいな。

代替のものではなく、配信ライブをひとつのコンテンツとして考え直さなくてはならないな、と思いはじめたこの頃(遅いかもしれないけど)。
また色々トライしなくちゃね。


自由になったとはいえコロナ禍から人の動きは変わってしまって、同じようにはいかない部分もあるので、リアルなものもオンラインなものも試行錯誤してる。

昔のように、まとまった流行りがあるのとは少し違う今。みんな聞いているものもバラバラ。だからこそ、ちょっとニッチなボサノヴァも、まだまだきっと聴いてくれる人がいるかも?

音楽の聞かれ方も、お金になる道筋も、CD全盛期とは変わっちゃったけれど、今の良さを受け止めて、前を向いて楽しんでアップデートしよう。今ある自由にワクワクしていたい。

ワクワクの前にどうしても気弱になってしまうのは、世界が広すぎて見えるからなんだな。きっとそれはどれだけやっても無くならない。
立ちすくみそうになるけれど、自分の好きなものを信じて、追い求めて。ただそのことを、楽しんでいこう。何が起こるかわからない、今だからこそ。


今更ながらコロナにかかって、ぼんやり考えた、移り行くコロナ後のありかた、でした。

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