エンジニアだけど創作を続ける理由
私はデザイナーではなくて、エンジニアだ。
領域としてはフロントだが、デザインはすでにデザイナーさんが用意している。そのため仕事で創作をすることは基本的にない。
業務外に創作をしたところで業務で役立つとはいいがたい。それなのになぜ創作をずっと続けているのか?過去を振り返りながら考えてみる。
こういった作品をただ永遠に作っている。
小さいころから物を作ることが好きだった。
保育園のころには紙人形を作って遊んでいた。
小学生のころはお昼休みも小休憩もずっとノートに落書きし続けていた。カードやゲームのキャラクターを模写するのが好きだった。小学生に上がっても紙人形遊びも続けていて、裁縫道具を使って人形の小道具を作るくらいには遊んでいた。
中学生では美術部に所属した。油絵がとても楽しかった。当時いじめられていたので鬱憤を晴らすのが絵を描くことだけだった。
高校は美術科に進んだ。中学時代にいじめられて普通の高校に進学しても同じ結末を迎えるのは目に見えていたし、人より少しでも優れていると自分自身で思えたのは絵を描くことだけだったから。
美術科で揉まれた結果、しょせん絵を描く技術は平均くらいであることがわかった。飛びぬけて何かができるような人間ではなかったから、高校2年の専攻選択の時、倍率が低かった彫刻を選択した。
粘土をこねることは楽しかった。賞もとれた。それでも、飽き性な私は1つの作品に対して何百時間もかけ続けることができない人間だとわかった。だから美大に行くのはやめた。
大学・大学院は美術とは全く違う分野に進んだ。
それでも空いた時間はプログラムを触ったり、CGモデリングをしたりしていた。結局何かしら作り続けることはやめられなかった。
振り返ってみると、なんやかんやずっと創作を続けているのがわかる。
ようは仕事関係なく、創作そのものが生きがいであり、生き続ける意味になっている。だから創作を続けている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?