見出し画像

全室個室が快適すぎる~オレンジフェリー乗船記

もう3年近く前になりつつありますが、全室個室のオレンジフェリーを選んで松山まで旅行に行きました。航路は大阪南ー東予港です。
ちなみに、私はすぐ乗り物酔いするので、酔い止めは必須ですが、瀬戸内海航路は酔い止めさえあれば、何とかなりました。
(追記:最初、船上露天風呂もあるって書いたけど、記憶違いでそれはふねこなので阪九フェリーですね。次のエントリで書きました)

全室個室のオレンジフェリー

新造船ばっかのオレンジフェリーは、全室個室!ということで、非常に快適でした。

ぴっかぴかの船内に、ベッドと布団もコンセントも2口ちゃんとあるシングルルーム。
通常の国内フェリーを一度使ったことがあれば、DXシングル並の部屋が通常シングルで使えます。レディースルームもあるので安心。
(でもタオルは持参しましょう。パジャマもDX以上じゃないと、ありません)

画像1

ただし、鍵は内側からしかかけられないので、貴重品は持ち歩くか、フロアにある貴重品BOXへ。室内にも鍵付きの簡易的なものはあるけど、そっちの方が多分安全です。
また女性用長財布サイズは入らないかもしれないため、旅行前に三つ折りか小さめサイズの財布に持ち替えて行くことを推奨です。

船内は動くホテル

新造船なのでどこも綺麗です。まさに動くホテル。
ちなみに上記通常シングルで、確か当時6,700円かな。
この時はわりと直近に予約してたのでネット割引10%だけでしたが、早めに予約だと2割くらい安くなります。

費用としては、名古屋から大阪南港までの交通費を考えると、夜行バスとあまり変わらないかな?

画像2

画像3

船内テーマカラーは赤でした。マッサージ椅子や自販機もあります。

オレンジフェリーの大浴場

で。前述の通りに、個室でご飯が美味しい。だけでなく、中にも大浴場はあります。シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤーは備え付けがあります。
タオルだけは、通常シングルにはついてないので持参です。

女性にとっては月の体調次第で大浴場は…というのもありますが、シャワー室も完備されてるので安心です。

画像4


冬の夜なので正直、景色はどうかなあと思ったんですが、タイミング次第では瀬戸大橋の下を通る時に入れます(うっかり通る時に出てしまった)。瀬戸内海航路の長距離フェリーは、多分どこも橋をくぐる時間が掲示されてます。

オレンジフェリーはご飯も美味しい

ご飯も大変美味しかったです。行きはクエ鍋、帰りは鯛めしを食べました。ご当地グルメメニューが充実。元々カフェテリア形式だから、お皿にラップがかけてあるのを棚から選ぶ形式です。今も同じかな?
そうだ、忘れてはいけないのはどのフェリーでも「現金」オンリーです。

画像5

画像6

焼酎コーナーもありました(下戸なので縁なく…)。
レストランと大浴場は時間帯によって混むので、大抵乗船後すぐレストランに行ってからの大浴場が常設コースです(またはその逆)。

下船後は3列独立シートのバスで移動

通常であれば下船後は近くの駅までのバスと、松山市街地までの直通バスに分かれます。ただし、市街地まで行くバスは乗船時に予約が必要です。この時は道後温泉までにしました。3列独立シートで楽々。

画像7

道後温泉へ

バスに乗って、早朝の道後温泉に到着。

画像8

すでに道後温泉本館は開いてたので、早朝の朝風呂からの、そのまま外湯めぐりに行きました。

画像9

画像10

画像11

画像15

早朝なので道後温泉本館も空いてて、ゆっくりできましたね。行く前に他の人のフェリー乗船記を読んで、早朝に着くので道後温泉本館に行けば開いてるし、行列もないからいいよって書いてくれた人、有難う。参考になりました。道後温泉本館と椿の湯は「銭湯」なのでタオルその他は持参です。飛鳥乃湯は休憩室付きセット券で入りました。

「坂の上の雲」所縁の場所を巡る

その後は、友人とも合流して「坂の上の雲」ロケ地や秋山兄弟・正岡子規所縁の場所を巡りました。
この時は松山城や子規庵・秋山兄弟生家などをぐるっと。

どうにかして兄弟を一緒に撮ろうとした努力の跡が下の写真です(友人は真之推し、私は好古推し)。

画像14

画像12

松山城ではドラマのオープニングの場所とか(強めの幻覚を見る会)。

画像13

まあ、他にも数年ぶりの松山なのであちこち行きましたが、今回はフェリー乗船記、としてのnoteのつもりなので、割愛です。楽しかった。
年末だったので、どこもかしこも忘年会で席がなくてご飯難民になりかけたけど!(年末は夜ご飯も予約してから行きましょう)

画像16

この時は帰りも、オレンジフェリーでした。帰りは青がテーマカラー。

船旅がしたい。

フェリーは完全に寝転がっていけるし、布団が欲しければ個室もあるし、お風呂もあるので、疲れが全然違うんですよねえ。ご飯も大体美味しいし。
この時は、仕事を辞めた直後の思いつきで「松山の道後温泉に行こう」と行ったため、直近すぎて他のルートがさすがに年末の帰省ラッシュであまり残ってない。じゃあフェリーはどうだ?と調べてみたら全室個室。ちょっと港までのアクセスが悪いけど、とオレンジフェリーにしました。が、やってみたら案外大丈夫でした。何とかなるなる。そして全室個室は快適すぎた。

今年はちょっと無理だろうな、と思ってますが、船上の露天風呂がある航路が他にもあるため、それにも行きたいものです。何分名古屋港からは仙台便しか出ていないため、乗るには大阪港発狙いしかないんですが。
今のところ、北九州と仙台と松山は乗ったので、次は別府あたりかな。

ただ冒頭で書いた通りに、瀬戸内海航路程度なら酔い止めがあれば大丈夫だけど、別府まで持つかどうかは、やってみないと分からない。(名古屋ー仙台は外洋なだけにちょっときたので、なるべく個室で寝っ転がってやりすごした)

でもまた、オレンジフェリーで今度はダホンのK3抱えて、露天風呂と自転車旅もしてみたいなあ、と思うところです。

船上露天風呂はこちらのエントリで↓


この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?