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降雪地方の移住で気を付ける点

大雪警戒の日

先週末、今の住まいの家賃を直接オーナーのところに持っていくため、週末の早朝の道をひた走っていた。
今の住まいの家賃支払い、振込もできるのだが、オーナーの会社の詰所となっていることもあり郵便物が届くこともある。それと連絡事項などもあるため、郵便物などと一緒に家賃も持ってって支払うようにしている。

倒木で道路寸断

いつもの道を進んで行くと、しばらくして目を疑うような光景に遭遇。
それが、この投稿の上にある倒木による道路寸断であった。
その手前に停車している1台のプロボックス、その運転手らしき人がケータイで何かを話している。

「おはようございます。」

挨拶はしっかりしろとメンターに言われているので朝の挨拶。
でも後々思い返してみると、この挨拶は同僚とかご近所の人にする挨拶ではなかったっけ?東京に染まっちまってる身としては、挨拶一つとっても慣れない。
で、関係者と思ったのか、その方が色々と話してくれた。
木の上の方に雪が積もって、その重みで木々がまとめてフェンスを破って倒れたのだそう。
このままいくと土砂崩れの恐れがあるそうで引き返した方が良いと言われ、私もその人も引き返した。
其の後、私は諦めずにほかの山道から行こうとしたが、こちらも倒木と倒竹があり、断念することとなった。

車がスピンして雪の塊に突っ込む

翌日の日曜日、今度は迂回路を確認して無事オーナーのところに向かえた。
ちょっと雑談などをしていたが、降雪量がヤバくなってきたので、早々に切り上げる。
帰りは来た道と同じルートを行こうとしたが、途中で倒竹があり通行止め。市のパトロール車が停車し、折り返すように指示される。
ただ迂回路も、それこそ幹線道路ではあるので真っ直ぐ通ってはいるものの、真っ白な光景が広がり前が見づらい。しかも若干滑るため慎重にのろのろ運転で行ってたところ、ついに後輪がスピン。
反対側の車線にはみ出して、脇の雪の塊に横から突っ込んでしまう。
対向車が無かったのが幸いだったが、一旦ハザードを付けて後ろから来る車を先に行かせる。
後ろから追い越す車のドライバーが心配そうにこちらを窺がっているのが見えたが、こちらとしては涼しい表情で追い越されるのを待っていた。

市の環状道路は大渋滞

少し買い物をして家に戻ろうとしたのだが、ちょっと市街地に行けば行くほど、道の状態が酷くなっていく。氷の塊のコブみたいなものが道に張り巡らされていて、想像以上に車が揺れる。
後で聞かされたのだが、県庁所在地のここの市は年によって当たりはずれが多い。なので除雪の為の予算をそれほど投入してないそう。だから、ドカ雪が降った場合、除雪が追い付かなくなり、幹線道路でも除雪がされず凸凹道になり最悪なことになるそうだ。
しかも、スタッドレスタイヤに変更しない車もあるようで、思い切り空転させながら進んでる車や、履き替えて無いと思われる10トントラックが立往生している光景をよく見た(渋滞の原因はこれらのトラック)。
地元民でも雪をなめている人が何人かいらっしゃるということを学んだ。

雪道の教訓

今回の大雪の教訓をまとめてみる。
1.除雪は深夜帯でもしてくれるが、それでも積雪はあるので注意。
2.スタッドレスタイヤの履き替えは必須。11月末には完了させる。
3.積雪による倒木で通行止もありうるので、情報は常にチェック。
4.自治体によっては除雪をケチるところがあるので、注意。
5.スリップの危険性があるので、雪が激しい日は運転しない。

特に想定外だったのは項番4。
移住してからでは遅いので、ここは入念にチェックする必要がありそうだ。
市の移住推進室などが詳しい情報を持っているので、移住の参考にしていただくといいかもしれません。
ともかく、雪国の移住についても、事前の下調べは必要であることが解りました(了)。

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