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スープ・レッスンseason8.春

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cakesに連載していた『スープ・レッスン』を季節ごとにまとめています。新生活にもぴったりのスープ18選。食卓で長く愛されるレシピばかりです。
レシピ単品で300円でも買えますが、マガジンだと1回の買い切りですべてのレシピが好きなときにお読み… もっと詳しく
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【スープ・レッスンseason8.春】もくじ

※この記事は有料設定されていますが、最後まで無料で読めます。 寒さの中にも春の匂いを感じる時季。一足お先に「スープ・レッスン season7.春マガジン」をお届けします。今回のマガジンには全18レシピが入る予定です。1レシピごとに大事なポイントをしっかり解説していますので、読むだけでも料理の知恵が増えるはず。野菜たっぷり、日々の暮らしをととのえるスープを毎日の食卓にぜひどうぞ。 掲載予定メニューは、ここから下の目次をご覧ください。 掲載したものにリンクをつけていきます。写

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えのきから驚くほどだしが出る!シンプルうまい、一品豚汁。

野菜1品でも、豚汁と呼んでいいんです。豚汁といえば、根菜たっぷり、具だくさんというイメージがあります。今日紹介するのは、えのきと豚肉だけのシンプル豚汁。シンプルでも、えのきから出る濃いうまみと、豚肉の脂のコク、それにちょこっと落としたバターの風味で、満足感が半端ない! たっぷりひと椀食べたときに感じるボリューム、ごはんのおかずとして成り立つ濃厚さ、そして、どことなくほっとする味わい。豚汁に求められる条件をすべて満たした豚汁です。 一年中安定した価格で、いつでもどこでも手に

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やわらかお肉にひらひらごぼうが絡む、一品豚汁。

新ごぼうで軽やかなシンプル豚汁。新たまねぎ、新じゃがいも、新にんじんなど、この季節には「新〇〇」という野菜がいくつか出てきます。今回ご紹介する新ごぼうも、そのひとつ。この新ごぼうで、野菜一品だけの豚汁を作りましょう。 新ごぼうの特長をより生かすためにピーラーでうすーく切って軽やかなさっぱりとした仕上がりをめざします。お肉は短時間で煮上げるのでやわらかくうまみもたっぷり。ジューシーな豚肉とひらひらごぼうが口の中で一体化し、鼻の奥にほんのりごぼうと味噌の香りが抜けていく、至福の

豚とチンゲンサイのおいしさが溶け合ったボリュームスープ

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 簡単煮込みで、メインにもなるごちそうスープあっさりしたクセのない味わいと、シャキシャキ食感がおいしいチンゲンサイ。今日はこの中国野菜に、がっつりした豚バラの厚切り肉を合わせます。 こってりした味付けや焼き肉だと少しヘビーに感じる豚バラ肉も、スープなら意外なほどあっさり。肉を食べた!という満足感がありながら、胃もたれもない、軽やかな味わいです。そしてなにより豚のスープで煮込んだチンゲンサイのおいしいこと! 

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クリーミーでコクが際立つ、じゃがいものミルク煮スープ

皮も使って、じゃがいもの香りをしっかり楽しむこの味が嫌い、という人は少ないのではないでしょうか。じゃがいもを、ミルクの豊かな風味で味わうスープをご紹介します。ほんのり効かせるにんにくがポイントです。 牛乳は、使えば確実においしくなる便利な食材です。ちょっとうまみが足りないなというときに加えることがありますが、今日は牛乳がもうひとつの主役といってもいいぐらいたっぷり使います。じゃがいものでんぷんがミルクに混ざり、とろみがつくように、薄切りにして煮ていきましょう。 乳製品とじ

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焼いた鶏の濃厚スープに、パセリの香りがぱっと華やか!

山盛りパセリのチキンスープたまに買って、半端に残ってしまいがちなパセリ。じつは野菜としてもりもり食べるにも優秀で、マンネリになりがちな毎日のごはんに手軽に変化をつけられます。今回は、そんなパセリをたっぷり使うことでごちそう風になるスープをご紹介します。 こんがり焼いた鶏もも肉で、にんにくを効かせたパンチのあるチキンコンソメスープを作りましょう。具材とパセリを盛りつけたところに熱々のスープを注ぐと、パセリが華やかに香ります。深い味わいのコンソメをさわやかなパセリの香りとほのか

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ボリューム満点!サバ缶で春のキャベツを味わう味噌汁

ストックできる魚の缶詰を使って、だしなしで作るおかずがちょっと足りない…そんなときに、汁物でボリューム感を出す方法を覚えておくと、日々の献立作りがとても気楽になります。今日ご紹介するのは、キャベツを1/4個、一気に食べ切る味噌汁。蒸し煮することでかさを減らすので、無理なくたくさん食べられます。 キャベツに合わせるのは、サバ缶です。食べごたえが出るだけでなく、だしを使わず味噌汁がスピーディに作れるのです。缶詰は家にストックしておけますから、いよいよ冷蔵庫に何もない!というとき

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旬に作り置きしたい「万能ニラ塩」。お湯を注げば一瞬でスープに。

ニラ一束、漬けておくと便利です。ニラは春が旬の野菜で、刻んで薬味のように使う食べ方がとくにおすすめ。火を通さなくてもちゃんとスープになります。春はニラが一番やわらかくておいしい季節。この時期にぜひやってみてください。一人暮らしだと持て余すニラも、飽きずに食べられますよ。 お湯かけでないスープにつかってアクセントもつけられます。便利なニラ塩、ぜひ作ってみてください! ニラ塩スープ材料(1人分) 所要時間10分 ※漬け置きの時間は除く ニラ 1束(100g) 日本酒 100m

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新たまねぎを、まるごとスープに。コンソメの素はいりません!

ベーコンと一緒に鍋でひたすら煮込むだけ。 フレッシュな野菜が増える春。甘くてやわらかい、新たまねぎもそのひとつです。これをまるごと、スープにしてぜいたくに味わいましょう。季節ならではの楽しみかたです。 作り方、なんていうほどのこともありません。ベーコンと一緒に皮をむいたたまねぎを鍋に入れて水からコトコト煮込み、塩とこしょうで味をつけるだけ。コンソメの素はいらないの? 炒めたりしなくてもいいの? 大丈夫です。時間さえあれば、とろとろに煮えたたまねぎと、具材からしっかりうまみの

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甘くて、サクサク。新たまねぎのピュアな魅力あふれるお吸い物

この記事は有料設定されていますが、公開から2日間は無料で読めます。 旬の味をダイレクトに味わえるお吸い物『スープ・レッスン』で今回はじめて、ちゃんとした「だし」をとってみようと思います。いま出盛りの新たまねぎを、おいしく、すっきりと食べてもらうには、だしがあるといいなと思うからです。 だしの取り方にはいろいろありますが、ここでは正しさよりも作りやすさを優先した「ブロークンかつおだし」を紹介します。簡単な取り方でも、かつおぶしでとっただしは、なにより香りが違います。お椀に

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カリカリお肉で味わい豊かな、ニラだけ豚汁。

野菜が1種類でも豚汁と呼んでいい! 今回は、みんなが大好きな豚汁です。豚汁と言えば、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、芋…具だくさんのものを思い浮かべる人も多いと思いますが、今日の豚汁はきわめてシンプル。豚とニラだけという潔い豚汁です。 ニラは春から収穫が始まります。刈り取ると、またそこから新しいニラが生えてきて、夏ごろまで何回か獲れますが、春のニラは柔らかく甘みがあり、幅広く肉厚なのが特長。まさに今食べたい野菜です。一束たっぷり、使い切りましょう。豚バラ肉をじっくり焼い

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家にいる日は、鍋ひとつで充実のスロー・クック。

覚えれば家ごはんがぐっと充実の、定番ポトフ!今日のレシピはみなさんおなじみの、ポトフです。仕込んでしまえば、他のことをしながらのんびり作れるスープは、時間のとれる休日や、リモートワークの合間に料理するのにぴったりです。 塩をした鶏肉をベースに、あっさりと、でもうまみのじんわり感じられるスープを目指します。コンソメキューブやソーセージなどの加工肉を使わずに鶏と野菜から出るうまみだけで作ったスープは、やさしくてほっとする味わい。 春になると、ボールのように丸く、葉のやわらかい

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とろとろのかぶに、鶏のうまみがしみこんで。

塩味なのに深みのある、鶏のスープかぶは、実も葉もスープにもっとも向く野菜のひとつです。上手に煮ると、とろとろのかぶにスープがたっぷりとしみこんで、食べ応え十分なごちそうになります。今日は4つ割りにして、早煮えのスープを作りましょう。 そのかぶともっとも相性がいいのが、鶏肉。今日は唐揚げ用などでぶつ切りになったもも肉を使って手軽に作っています。ただ煮るだけでなく、皮目にしっかり焼き色をつけて、そのうまみをかぶに吸わせましょう。弾力のある鶏肉、とろとろに煮えたかぶ、歯ざわりの良

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青ねぎどっさりがうれしい! さわやかな塩肉吸い。

ごはんの友にも、お酒の後にも。 料理のいろどりや薬味として便利な、青ねぎ。ほんの少しだけ使って、残ってしまうことも多いですよね。 今日ご紹介するレシピは「肉吸い」という名前ではありますが、主役はたっぷりの青ねぎです。ねぎが余ったときの使い切りメニューとしても便利なものです。 スープのだしには、「白だし」を使います。めんつゆのような「白だし」は、水で薄めるだけで簡単に使える合わせ調味料。食材の色や香りを生かせるので、使いこなすことで料理の幅がぐっと広がります。 たっぷり肉が

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