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新しい時代と日本の女神 #5静岡と厳島への旅

個展「New Era ; The Japan Goddess」の制作までの物語を数回に分けてあげています。

 わたしkaoruがどうしてこのテーマで作品を描いたのか、それをお伝えできればと思います。

 前回の記事はこちら(#4伊勢と出雲 )です。

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◆テーマは「日本」? 厳島の弁天さまが呼んでる?

 日本のサイキックの方で信頼している方がいます。お人柄が素晴らしく、悩みというよりも、まだわたしに感じられない見えない世界のことを知るヒントを教えてもらっています。

 その方に2017年にはじめて視ていただいたとき、「女性のアーティストには珍しく、出雲の神様がついている」「テーマは日本。稲穂が視えます」と教えていただきました(レキシのライブではありません!と自分でツッコミを入れたくなる)。自分でも日本のことを表現したいと思っていたところだったので、お墨付きをもらったような感じでうれしく感じました。また出雲へ初参拝した年でしたので、大国主さんが応援してくれているということも本当にありがたく思いました。

 2018年に視ていただいたときには木之花咲夜姫(いろいろな書き方がありますがわたしは便宜的にこう統一しています)さんがついているということ(必要なときに必要な神様が来てくださっているようです)、厳島の弁天さんからお呼びがかかっているということ、「神様と人を結ぶ仕事」「日本の歴史を正しく伝えること」ということを言われました。ちょうど個展(HERSTORY)の前でしたので、春になったら広島に行こうと思っていました。一度だけ会ったことのある自分の龍についても聖地へ行くときについてきてくれていると教えてもらいました。


◆静岡と厳島への旅

 今年の春になって急に思い立ち、桜の季節だからとにかくお花見と木之花咲夜姫さんにご挨拶にいかねばという思いで、静岡へ出かけました。それより以前に木之花咲夜姫さんのイメージのドローイングをたくさんしていたのですが、「本物」を見ずに書くのもためらわれたのです。そのときはすでに今回のNYのミニ個展が決まっていて、テーマは日本の女神にしたいと思っていました。が、木之花咲夜姫さん以外にはまだ島根の美穂津姫さんくらいしか気になる神様がいませんでした。

 静岡で富士山本宮浅間大社へ参拝しありがたい歓迎を受けました。美穂津姫さんのいる静岡の神社として有名な御穂神社が三保の松原にあると気づいてそちらにも出かけました。富士山と水とそれを守る龍や女神の存在、木之花咲夜姫さんがどういう性質なのかということもわかったように思います。

 5月には厳島へ出かけました。以前のブログにその時のことは簡単にまとめましたが、とても不思議な、そして神仏界のことやエネルギーのこと、ずっと気になっていた島国のエネルギー、海の龍神と女神の関係についてもひとまずの自分の答えが出せるような旅でした。

 神社に書かれている神様の名前や由緒は人間があとから付けたもので、それ以前の「日本国」が始まる前の神といわれる存在があったのだろうということに気づいたのです。それはおそらく天皇制×稲作以前の文明で、もしかしたらもっともっと古い世界の超古代の世界です。

 帰ってきてからはすぐ絵の下絵を描き始めたかったのですが、自分のなかで「日本と女神と超古代・・・島と龍神と女神・・・」というテーマしか見えず、なかなか下絵の決まらない時期が制作開始ぎりぎりの8月まで続きました。今、考えるとよくあのぎりぎりまで粘ったと思います。頭で考えて構成することはできたと思いますが、それを決めることもふくめてこれは修行だな、と感じていました。勉強中の漢方医学に向かいながらはらはらと過ごしていました。



つづきます◆


Kaoru Solo exhibition 個展

「New Era ; The Japan Goddess (新しい時代と日本の女神)」

2019/11/15-11/29 @J-collabo org.(Brooklyn N.Y. ) 11:00-18:00

個展の詳細はwebsite

企画・会場についてはこちらをご覧ください。

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