「倒錯の森」白い肌の 妖精の森・・・
誘われるままに
迷い込んだ深き森
白い肌の 妖精の森
そこに有るのは
底無しの沼
ぬばたま色の エロスの波紋が
あなたを襲う
大都会の夜の街は 摩訶不思議な森の中です
黒服の男達に誘い込まれた
うす暗い部屋には
白い肌の女達が
たむろしています
タバコの煙とアルコールと
パヒュームの臭いが充満し
気だるい音楽も流れています
女達のスカートの脇には
下肢の付け根までスリットが入り
胸もあらわに悩ましい
テーブルには 高級な酒が並び
次から次へとグラスに注がれる
酔いは全身に廻り 前後不覚におちいる
そこはもう抜け出す事が出来ない
蟻地獄の様な底無しの沼です
真暗い闇の中あちらこちらからと
白い触手が忍び寄る
嗚呼と呻き声を漏らし
あとはもう何も憶えていないのです
描き方
黒いロール紙1200×1950をデザインカッターで 切り抜いています
闇の中での出来事を スパッタリング技法を用いて表現し
白い台紙に貼り付けて完成させています
「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」
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