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吉田の山の大茶会 in 京都


全国のお茶好きの皆様、朗報です!
ついにこのイベントが帰ってきました!!!
(トップ画像は丗SOUさんのイラストを使わせていただいております。多謝)


京都は吉田神社の鎮座されます吉田山、こちらで開催されるのが「吉田山大茶会」。

こちらコロナ禍の為、2020年、2021年と連続中止とあいなりました。
特に去年は6月開催が9月に延期され、秋のお茶会もまた風流なり、と楽しみにしていたところ、緊急事態宣言で突然の中止。
わたしも悲しみましたが開催者の皆様の落胆たるやいかほどのものだったか。胸がいたみます。
こうして今年は無事開催の運びとなり、嬉しさに堪えません。

(後記・購入しまくったモノのお披露目は以下記事ご覧ください)


開催場所は吉田神社の境内。
今年で11回目なのですが、最初の頃は出店も少なく、来客はもっと少なく、と非常に枯れた味わいの良いイベントで、徐々に評判が広まり、年々人も増えお店も増え、今では市内のお茶系イベント随一の規模ではないかしらと思います。
出店者さんも、京都だけでなく勿論静岡、四国や九州などあちこちから、海外からも中国・韓国・台湾等々、お茶どころが勢揃い。

単純に茶葉を売るだけではなく、野点が開かれたり中国や韓国の茶道の披露、和楽器の演奏など、興味深いイベントも繰り広げられます。
出店される方々の熱いお茶トークを聞くもまた楽し。
緑豊かな木々に囲まれ、お茶の香りを胸いっぱいに吸い込みつつ、あちこちの店であれこれと試飲し気に入ったお茶を山程抱えて帰る、そんな素敵なお茶会です。
お茶沼にハマっている皆様は勿論のこと、お近くにお越しの方もぜひご参加ください。

吉田神社から更に山を上がると、日本中のカフェ好き憧れのステキ茶店・茂庵もございますよ。
本当にこころやすらぐ素晴らしいお店なのでこちらもぜひ。


この大茶会で何年か前に食べた謎の忍者食が忘れられない。
境内から山手に上がっていくと「菓祖神社」というお菓子の神様の社があるんですが、茶会のイベントでそこの境内で尺八だったか龍笛だったか、和楽器演奏があって。

それを聴く為に上がっていったら、隣で売られてた。
でも、もう正確な商品名も売っていた人達の団体名も忘れてしまいました。
ブツそのものは黒茶色の雑穀をぎゅっと押し固めたような代物で、碁石をもうちょっと厚くしたくらいのサイズ。
なのに確か数百円くらいして、高いけど面白そうだ、と思って買い、下に降りてから食べてみたら意外な美味しさで衝撃を受けた。
買い足そうか、と思ったものの、お値段もともかくも、またあの階段をのぼって上まで行くと思うともう無理でした(笑)。
また来年買えばいいか、と思っていたら、その年限りでした。

調べてみたら、なんかコレじゃないかという気がすごくする。
兵糧丸。

美味しそう……だけど材料揃えるのもつくるのも大変そう……。
そりゃお高くもなるわ。


そんな訳で今からもうわくわくしているのですが、唯一気になるのはお天気か。
土曜は良さげですが、日曜はあやしいですね。
台風レベルにでもならない限り雨天決行(神社に隣接している幼稚園で行うとのこと)だそうですが、できれば外の空気と緑の下で、美味しいお茶をたっぷりと味わいたい。
せめて曇りレベルで済みますように!


*後記:2023年の吉田山大茶会・及び関西での様々なお茶フェス情報の記事はこちらをお読みくださいませ!

*更に後記:2023年6月3日、初日に行ってきました!


 
 

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