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つらつら、まとまらないラブレター【ふみぐら社さんへ】

わぁ~、先を越されてしまったww



ふみぐら社さんの「毎日投稿 × 数年」にわたる、大量の記事の中から
あなたのお気に入りを探して
感想を送ってみませんかという猫野サラさんの企画。


企画が発表される前日にも、ちらっと前振りのコメント「ふみぐらさんの記事を読みつつ発表をお待ちください」があって
なんとなく予想はしていた。


そして、その瞬間から、「私のイチ押しと言えば、ライオンだよなぁ」と思っていた。

「1つに絞るなら、ライオンかなぁ」
「ほかにもたくさんあるけどね・・」


・・と思っていた矢先に、先を越されてしまった。
山羊メイルさんが書いた、ふみぐら社さんの「ライオン記事」の感想文。

そりゃぁ山羊メイルさんだもの。
高確率でハンカチ・ティッシュが必要になる小説たちを手掛ける方だから。さすがの感想文。



「同じ記事、かぶっちゃダメです」なんてルールはない。ないんだけどね。



でも、皆様ご存知?
山羊メイルさん記事に引用されている「あの夏のライオン」
締めのところに

※昔のnoteのリライト再放送です

って書いてあって

実は元記事があるんです。2019年8月「あの夏に乾杯」参加作。
内容はほぼ全く同じだけど、とっても良い。
リアルタイムで読んだその時から既に、私の中で「No.1」でした。

リライトの方がすこーしだけ、華やかに書き換えられてる。
(このリライト・メソッドも、勉強になる・・)

元記事の、より「素朴」「色味が薄い」読後感。
それもまた良いのです。


初読バイアス?なのか、
いや、そもそも私が勝手に考える
ふみぐら社さんの持ち味が存分に発揮されてると感じるからかも

■ 余韻を残す
■ 過度に仕上げられていない
■ 読み手がちょっとつんのめって
『あ?え?これでおしまい?
なんか、華麗な決めゼリフ!オチ! 来るかなと思ってたけど・・』
って言いたくなる「あとは自分で考えてね」スタンス?!


私は元記事の方が好きかな・・

皆さまもご一読あれ。

あ、あとね、
きっと、ふみぐら社ファンの皆様が感じてることだとは思うんだけど


「ふみぐら社さんの写真、良いよね


↑↑↑ 泡だらけのライオン記事、この、泣きたくなるような空のいろ。
戻れない子供時代のこととか、夕暮れ時の「居ても立ってもいられなくなる物悲しさ」「はやくおうちに帰らなくちゃと、沈む夕陽に追い立てられるような焦り」そこから連想されるもろもろ・・ 胸に迫る。

記事とトップ画像でニコイチであり、どちらが無くても物足りないような。

( いや、インスタで画像だけあってもいいかも )
( 文章だけ切り取ってみるとどうだろう?)


猫野サラさんの「文庫本化企画」についても
「手に取って読めるのはゼッタイすてき。
でも、写真がないのって、ちょっぴり残念かも」
って思ったりしつつ、

製本された実物は、ぜひ見てみたい!




クリオネさんもおっしゃっていたのですが
ふみぐら社さんの文章って、
その場で読んで「う~ん」って唸って

何か月か何年か経った後で、ふとした時に思い出されたりする。いつのまにか、立派に「私を構成する土の一部になってる」感があります。

クリオネさん:
なのでわたしの書くものの一部は、時に多くの部分は、ふみぐらさんの育てた土を分けてもらってわたしの庭に混ぜ込み、その上に育ったものであると思うことがあります。そしてそんな自分の書くものをとても愛おしく感じるのです。


それでもって、ふみぐら社さん、毎日投稿されていたので、今回の企画にあたって読み返してみたら、けっこう、読み漏れているものがある。

読み漏れてた記事を読んではまた「う~む」ってなる。
一度は読んだものを再読しても、やっぱり「うぅ~む」ってなる。

その感じを上手に表現されたのは坂るいすさん

だから毎度読みにいくたびに、「良いの分かってんだよなあ」と思いつつページを開いて、「だから分かってたんだって良いのは…」という謎のぼやきでハート押して出てくる、みたいな感じでした。(素直に読め)




つらつらと、ふみぐら社さんへの思いを語ってみました。
♯寄せ文庫 へのちゃんとした記事は、別途、書きま~す。
♯花束郵便 (文体模写・オマージュ)も、別途、書きま~す。



※アイキャッチはフリー画像 古代バビロン文明の遺構「イシュタル門」のタイル壁画の一部だそうです。

最後まで読んでいただいてありがとうございます!