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今日のアウトテイク#179「皆で一緒に作るという方法で生活史もコワーキングマガジンも」(2024-05-15)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※カバー画像は2010年5月15日、カフーツ初日のプレゼンの1シーン。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"計画性のあるバカは、計画性のない天才に勝つ。"
(ウォーレン・バフェット)

#カフーツ &日本のコワーキング、14歳のお誕生日おめでとう!

本日、カフーツは14歳になりました!
今日まで続けてこれたのもひとえにコワーカーの皆さんのおかげです。
本当に有難うございます!

そして、日本のコワーキングも14歳になりました!
14年前、日本には3つしかコワーキングがありませんでした。
それが今や、2,000を超えてるそうです。

これからも全国各地で、コワーキングが、ヒトとヒトをつないでコトを起こし、個人の目的達成と地域の課題解決を支援するコミュニティとして、健全に運営されることを願いつつ、ぼくも協力していきたいと思います。

で、18日(土)17時15分から集まってワイワイしようと思います。
13時から無料開放しますのでコワーキングもご自由に。

よろしければぜひご参加ください!

#(お知らせ)インディー・コワーキング開業運営塾、受講者募集開始

6月からの「コワーキングマネージャー養成講座」の受講者募集開始しました。今期から、ズバリ「インディー・コワーキング開業運営塾」です。

お得な早割もありますので、興味ある方は今すぐこちらへどうぞ。

#あとがきから読む人もいるのだから

これはいいですね。というか、あとがきの原稿料はナシ、ということがまかり通っていたのかとオドロキ。

あとがきを読んでから買う、という人もいることを考えれば、これをタダというのは納得できないと思う。

昨今の出版不況もあって、台所事情はキビシイだろうけれど、それとこれとは別。労働に対する対価は支払うべきでしょ。

コメントによると、あとがき分の原稿料を支払う出版社もあるとのことなので、業界全体がそうではないみたいだが、これまでの慣例がズルズルと続いていて、疑問にも思わない出版社もあるのかも。

で、

というのも、いい改善かと。言われるがまま、でなく、選択権を持つということは大事ですよね。

そういえば、自分の場合、これを訳した時はどうだったのか、…ぜんぜん思い出せない。翻訳料に含まれてたような気がする。たぶん。

まあ、自由に書かせていただいたから、それだけでも有難い経験だった。

しかし、翻訳って、大変ですよ、ホント。かけた時間と労力に見合う原稿料かというとそんなことないですから。それでも、訳したい本がある、という情熱だけが原動力になってると思う。

出版社も大変でしょうが、頑張ってください。

#皆で一緒に作るという方法で生活史もコワーキングマガジンも

こういうプロジェクトがはじまる。

岸 政彦さんの東京、沖縄、大阪の一連の「生活史」シリーズは、市民が市民の話を聞いて文章をシタタメた、まさにひとりひとりの生きてきた歴史、つまり生活史を、飾り気のない語り口で聞かせて(読ませて)くれる貴重な出版物だ。

そのボリュームがもう半端ではないので、ぼくもポツポツとしか読めていないが、ポツポツと読むからこそ、胸にじんわり染みてくる、そういう読み物だと思う。

で、今回、“駒沢”という小さな街、つまり「スモールタウン」でやろうというのがこのプロジェクト。こういう発想、いいですね。

小さいと言っても、約10万人が暮らすまちの、約100名の人生が綴られる。まず、2024年度のメンバーとして30名の聞き手(書き手)が募集され、駒沢に住んでいる人の話を聞き、それを1万字以内の文章にまとめる。

それを2025年1月以降、ウェブサイト「駒沢こもれびマガジン」で順次公開していくという手順。まず、紙ではなくウェブ。

商業出版は目的としていませんが、2~3年取り組みを重ねて、100本以上の生活史が揃った場合は、少部数を刷り造本し、かかわった方々と共有したいと考えています。

なるほど。こうして時間をかけて少しずつコンテンツを積み上げていく、で、揃ったところで出版という、あえて出版ありきでないところから始めてじっくりいいものを作る。ゆとりを持ってコトにあたるのはいいですね。せっかちなぼくはこういう姿勢を見習うべきかな。

さらに、

話し手は、「聞き手」がそれぞれ探し、聞き取りを申し込みます。編集部から提案は行いません。話し手の募集も行いません。

とのことだから、聞き手のキュレーション能力、というか、取材対象へのシンパシーの感じ方によって、聞き手の個性をも表現することになる。前述の東京、沖縄、大阪の「生活史」がそういうアプローチだったが、それが奏功して非常にバラエティに富んだ「生活史」を読ませてくれた。

この手法は、「話し手」が話すことでそのまちを語ると同時に、「聞き手」もまた聞くことでそのまちを語るという、相乗効果を生んだ。それが「生活史」の成功した理由ではなかろうか。

そして、「“小さな街の生活史のかたまり”を、一緒につくってみたい」という言葉にグッと来る。

で、先日から、10年ぶりに『コワーキングマガジン』を再刊すべく、その手順をあれこれカクサク中とブツブツ書いてるが、やっぱりそこはコワーキングらしく、この「生活史」のように「一緒に作る」という方針で行こうと思ってる。

それと、まずウェブで公開してから紙にするというところで、以前、そう考えていたことを(これまた)思い出した。

まず、コワーキング協同組合が運営主体になってるWEBメディア「コワーキングプレス」で記事を公開していく。

実はこのサイトは、10年前の(紙の)『コワーキングマガジン』の目指すものを引き継ぐ形でスタートしたのだが、恥ずかしながらこのところ休眠状態だった。

が、折しも今日、久方ぶりに新規記事を公開した。

各地のコワーキング事情を各地の制作チームが取材して記事化し、「コワーキングプレス」でまず公開し、貯めていって、ボリュームが出たところで紙のマガジンにまとめて出版する。その際、ウェブに公開したコンテンツに加えてなにか特集を組む。

そんな流れでやろうと思ってる。というか、去年、そう考えてて一周回ってきて、イマココ。

近いうちに、エリアごとにマガジン制作を手伝ってくれる方を募集します。詳細は追って。我こそはという方、よろしくお願いします。

ということで、今日はこのへんで。


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