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写真掲載にまつわる話 ストックフォトは著作権フリーでもIndeedは掲載NG?

採用・人事・離職防止のパーソナルトレーナーのカンヤケケンイチロウです。採用周りのトレーナー活動で一番あたまを悩ませるのが「Indeed神隠し問題」。ちゃんと原稿を作っているのになぜか載らないという相談です。特に写真にまつわる話は多いです。実際にこんなケースもありました。

採用サイトで作った求人がIndeedで検索しても出てこない。原稿の内容も教えてもらった通りに書いているのに載ってない。なぜですか?というお問合せが入る。確かに原稿は赤入れした。しくじったかな、、、と採用サイトで原稿を確認したら一発でわかった。

「この写真の円陣を組んでいるひとたちは御社スタッフですか?」
「いえ、うまく撮れなかったので、契約している著作権フリー素材を使いました、求人媒体〇〇〇〇ではOKだったんですが使っちゃダメですか・・・」
えーっと、ダメです・・・。
写真を変えてもらったらしっかり掲載できました。

Indeedポリシーには「写真コンテンツ」に関して、かなり細かい禁則を掲載しています。ストックフォトに関してもちゃんと記載があります。

写真は、言葉だけでは表現しきれないことを伝えられる非常に有効な方法です。写真を活用することで、職場環境、企業の価値観、業務内容を紹介しやすくなり、そのコンテンツで伝えたいことを補足できます。
写真を掲載する場合は、Indeed での写真の使用に関する以下のポリシーに従ってください。
(中略)

貴社に関連している写真のみを掲載してください。使用する予定の写真は、貴社固有のものでなければならず、かつ以下の条件のいずれかを満たしていなければなりません。
・貴社が撮影した写真、または
・Indeed のサイトと貴社の企業ページに使用する許可を撮影者から得ている写真
次の点にご注意ください。ストックフォト、SNS上の写真、画像検索で見つかった写真は、一般的に他者の所有物であり汎用性の高いものです。Indeed のサイトに掲載する前に、関連する権利をすべて取得していること、およびその写真が貴社に固有かつ関連するものであることを確認してください。

ストックフォトは、複数の異なる企業を示すものである可能性があり、貴社固有の情報を伝えるものではありません。ストックフォトは汎用性が高いため、貴社に固有かつ関連する画像になるよう修正または編集された場合を除き、特定の求人について説明する最善の方法ではないことに留意してください。貴社は、Indeed のサイトにアップロードすることにより、Indeed の利用規約に同意し、写真をアップロードする権利を有していることを表明します。

Indeedポリシー 写真コンテンツ より引用 

「職場スタッフが撮影されるのを嫌がった」「上手にとれなかった」「勤務地が撮影NGだった(建設、物流、請負や派遣の人材系にありがち)」など様々な理由で写真が撮影できず代わりにストックフォトを使う。求人媒体では苦肉の策としてOKだった場合もありますが、Indeedは明確にNGとポリシーにかかれているので、アウトです。

「Indeedは求人件数が山ほどあるのに、ばれないっしょ」
とたかをくくっている人がいるかもしれませんが、最近のAIさん、アルゴリズムさんは賢いです。彼らがちゃんとチェックして落としてくれます。

写真データには撮影日やどんな写真かといった特徴や被写体内容(建物、動物、人物、表情なども)のデータが紐づけられており、ストックフォトにはストックフォトだという識別がちゃんとついています。AIさんに識別がある写真を落とすという指示がされていれば、確実に落ちます。だから絶対にばれちゃいます。残念。。。。

「じゃあ、ストックフォトじゃなければOKなのですよね」
と、目立つからといって仕事と何ら関係ない写真を使うのもNGです。これもポリシーに記載があります。

各コンテンツに関連している写真のみを掲載してください。写真は、掲載されているコンテンツと明確に関連している必要があります。たとえば、複数の従業員が一緒に働いている様子を撮影した写真は、採用企業の企業ページとの関連性が高いと言えるでしょう。このような写真は、ユーザーがその環境で働いている自分を想像するのに役立つかもしれません。一方、仕事や職場環境に関係のない自撮り写真は、Indeed での掲載を許可されない可能性があります。

Indeedポリシー 写真コンテンツ より引用 
かわいいけど、だめにゃん

写真は職場のリアルを表現する貴重な情報。撮影が下手でも撮る人や撮られる人の気持ちがそこにうつりこんでたら、それが求職者にしっかり伝わるのです(ええこという)。でもこんなポリシーもありますのでアップロード前にはちゃんとご注意を

写真が許可されない場合、写真自体の品質に問題がある場合があります。不鮮明な写真、ぼやけている写真、不明瞭な写真の掲載はお控えください。最初に提出した写真が許可されなかった場合でも、写真の品質を改善し再度アップロードできます。

Indeedポリシー 写真コンテンツ より引用 

どこにピントが合っているかわからん、神がかった写真を撮るうちのおかんには写真撮影は頼めないな、、、と思いました。(さすがに引用は本人の名誉もありなので割愛)

写真コンテンツに関してのポリシーは他にもたくさん項目がありますのでしっかり必ずチェックしてください。
オウンドメディアの厳しいところは「自己責任」。常に「自分で」ポリシーを確認して、正しい、いい原稿を作っていきましょう。
無駄クリックもなくなり、結果的に採用コストダウンにもつながります。
ポリシーをしっかり守って正しく掲載を!

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