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(閲覧注意)セミリタイアは絶望を運んでくる。人生の最大のリスクはセミリタイアすること?実際にセミリタイアしてみて分かったこと。(怖い話です)①

(この記事は、閲覧注意の記事です。人生の考え方として、怖い話になります)

今回は、FIREやセミリタイアの生活が実際にどんな感じなのかを紹介します。

私は元々セミリタイアを目指したわけではありませんが、自分の会社の社員から、一般的に私の生活がセミリタイアに該当すると指摘を受けた事があり、記事にしてみます。

まず私の生活ですが、仕事は基本的に週1回出社します。
週6日は、プロ競技者ですので、毎日鍛錬している時間と、2歳の子供の世話や家族と過ごしています。

これは一般的にセミリタイアと言われるとのことでした。

毎日トレーニングしているので、セミリタイアしている感覚はありません。
しかし、確かに競技を引退したら、セミリタイア生活の土台が達成されているかとは思います。

本題に入る前に、少し補足を入れておきますと、代表取締役として役員報酬を高くして豪遊してるといことではありません。
私の役員報酬は、当社の新入社員の初任給よりも低い設定ですので、実際社内で一番薄給なのは私です。
私よりも社員の仕事量や拘束時間が長いので、当たり前だと思います。

つまり、セミリタイア後の給料としては、誰でも十分達成できる金額ですので、難しいことはしていません。

今回は、セミリタイア生活の利点と欠点、そしてセミリタイアを本当に目指すなら、現実的にはどうするのが1番近道なのかを記載します。


セミリタイア生活に望むものとして、一番最初に出てくるのは「自由」だと思います。
これは有ります。
セミリタイアすると、かなり自由になります。

子供の世話や、家族での時間は長く取れます。
平日の混んでいない曜日に動けるのも大きな利点です。
混んでいると色々制約もありますし、やれることが減りますが、比較的空いている曜日に動けるので、遊びに行くのも満喫しやすいはずです。

仕事をする曜日もタイミングも基本的には自分で決める事が出来るので、休みの予定を事前に立てずに旅行なども自由に行けます。
好きな趣味を作って没頭することも可能です(私の競技生活がこれに当たるかと思います)。

これは自由と呼べるものだと思います。

ただ、私の場合は会社経営者ですので、役員や取引先と常に連絡を取れるようにしておく必要があります。

もう一つセミリタイアの利点は、小さな資金で可能なことです。

一般的に早期リタイア(FIRE)は、8000万円必要と言われています。
これは、年間利回り4%を毎年クリアできるちゃんとしたポートフォリオに、全額注ぎ込んだ場合の話です。
なので、生活のランニングコストを加味して実際には8300万円はほしいですね。
これはかなりハードルの高い話です。

何より、FIREするためにやりたいこともやれずに支出を切り詰めるなど、人生の幸福度指数を低下させるだけなのでナンセンスです。
人生はできる限りやりたいことをやるべきです。
幸福度合いを増やすためにFIREしたいのに、そのために今の幸福を削るのは本末転倒です。

その点、セミリタイアなら、収入は少しはありますので、そこまで大金を必要としません。
体感的に、4000万円あれば、しっかりとしたポートフォリオを作れることが前提になりますが、余裕を持った生活をしていても大丈夫です。

私の例ですが、月に50万円前後の支出があります。
食費や家賃、水光熱費など、全ての支出を入れた金額です。(積み立てている暗号資産や投資信託など、投資の支出は除きます)

これは一般的に、豪遊はしていませんが、切り詰めてもいない金額だと思っています。
ただ、正直なところ、これだと年間支出は足が出ます。
元々のポートフォリオの年間利回りは10%あることにくわえ、さらにコロナ後の運用成績が想定外に高くなっているので、今の所年間収支はプラスになっていますが、平常時ではここまでの成績は出ません。

通常時では、だいたい月40万円に抑えるつもりです。それでも、庶民の私には決して難しい金額ではありません。

ここまで良いことだけ書きましたが、実際にこのような生活をしていて、もし今後そのような生活を目指す人がいるなら、伝えておきたい事があります。

(ここからが怖い話になります)

それは、「セミリタイアするなら、なるべく若いうちにせよ」ということです。

なぜなのか。

「セミリタイアは絶望を運んでくる」

からです。

つづく…

この記事は連続記事となります。以下の記事に続きます

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