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パラレルインカムのウソとホント

先日、セミリタイアの現実を記事にしました。

しかしつい最近、私は早期リタイアというよりもパラレルインカムであると指摘を受けました。

パラレルインカム?

また難しいカタカナ用語が出てきました。

調べてみると、なんのことはありません。

何故かカッコイイ言い方をしてますが、要するにセミリタイア+副収入ということみたいです。

確かに、私は自分の会社からの役員報酬の他に副収入があります。

副収入は複数ありますが、合計すると毎月16万3千円です。

これは変動はありません。
毎月定額です。

パラレルインカムとは、たぶんこれに当たると思います。

私に万が一の事があったときのために、子供のためにこのお金は毎月全額別管理で積立運用しています。具体的にはS&Pの、いわゆる指数連動型投資信託です。

そのため、収入としての認識はあまりありません。
18年後に子供が成人したら、そのあとは自分の収入としてパラレルインカムになることになります。
その時には私も50代前半に足を突っ込んでいるわけですか…。

さて、本題はここからです。

パラレルインカムを調べていたら、やはりヤバそうな人達が人を騙して儲けようとしているサイトがたくさんありました。
それどころか、ちゃんとした書籍も嘘だらけです。

パラレルインカムに関してウソが多すぎです。
私のnoteを見てくださっている方々は騙されて欲しくないので本当のことを記事を書きます。

まず、何が嘘なのか?

いくつもありますが、今回はその中の1つを取り上げます。

FIREよりも数倍幸せだという理由に、我慢が不要でお金に縛られなくなるというキャッチフレーズです。

アホウなのでしょうか?

これはお金の性質を全くわかってない、お金がある生活を体験したことのない人間の発想です。
この著者は、明らかにパラレルインカムやFIREを体験したことのない人物です。

自分が体験していないのに、何故想像で方法を書いてお金を得ようとするのでしょうか?

サッカー未経験者が「プロサッカー選手になる方法」という本を出版するのと同じくらい滑稽です。

なぜここまで言うのか説明します。

人の金銭感覚がどのように変化するのか、あまり体験したことのない人の発想だからです。

月間数十万程度の不労所得を得たくらいで、少なくとも日本では我慢不要な生活など出来ません。
その分少し金銭感覚が変化してしまうだけです。

この国では年収一千万程度でも我慢不要な生活など全く出来ませんので、当たり前です。
庶民の生活と変わり映えしません。
ただ、貧乏ではないというだけです。

本に書いてあるような、綺羅びやかな生活は、セミリタイアだろうとパラレルインカムだろうと、訪れることはありません。

私の場合は年間二百万近くのパラレルインカムがあることになりますが、生活に変化が出るような金額ではありません。

なぜそうなるのか?

人の金銭感覚は、一定の水準まではコントロール不能だからです。

お金があればあるだけ、それに対応した金銭感覚になります。
毎月今の3倍の支出になるなど、我慢しながらでも誰でも簡単にできてしまうのです。
8ヶ月もすれば、それが今と同じくらい当たり前になってしまうのです。
そして、何かしらまた我慢している感覚になります。

それは、気をつけている私も例外ではありません。
完全に同じ金銭感覚を保つことは、ほぼ不可能です。(私の人生で、尊敬すべき二人だけ例外を知っているので、絶対とは書きません。ほぼです。
)

気づかないうちに変化してしまい、その所得量に順応してしまいます。
大きくなった金銭感覚を小さく戻そうとすると、ハッキリとした苦痛が生じます。
これは想像しているより、体験しないとわからない程思ってたより大きな苦痛です。

結局、FIREでもパラレルインカムでも、それにたどり着くほどの収入のある生活を長く続けてしまうと、引退しても収入量がついてこないので、FIREしたのに気持ちが豊かにならないという苦痛を感じることになります。
この苦痛量は大きく、パラレルインカム程度で補う事は出来ません。

結局、FIREやパラレルインカム生活は、それが出来ない今の金銭感覚で考えるから幸せそうに感じるだけです。
こつこつ何十年もかけて達成したら、達成したときにこんなはずじゃなかったと感じてしまいます。
引退しないほうが気持ちも生活も豊かだったと。

これも歴の浅い若いうちにセミリタイアすべきと私が書く理由のひとつです。
そうならないために、今の金銭感覚のうちにセミリタイアすべきであり、それが一番皆さんが早期リタイア後の生活として思い描く幸せに近い生活を体験する方法です。
その方法の詳細は別記事に記載しました。

また、先程一定の水準まではと書きました。
それ以上に儲けた場合は、「セミリタイアは絶望を運んでくる」の記事に記載した現象が訪れます。

どちらにせよ、お金にとらわれない生活というのは、お金の量が問題ではありません。

自らの生活水準をどのように決定するかです。

その基準がお金の量である人は、ほとんど全てのひとがそうであり、例えば先程の著者もその一人ですが、どんな水準の所得量になっても、いつまで経っても思い描くようなリタイア生活は出来ません。

「セミリタイアは絶望を運んでくる」の記事でも書きましたが、セミリタイアするためにお金を貯めるのでは、セミリタイアなどしないほうが幸せです。

お金以外に他に理由があるべきで、そのためにする場合のみ、想像するような生活が待っています。


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