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中島みゆきの「歌会」を観た中国人ファンのつぶやき

先日、中島みゆきのコンサート「歌会」に行ってきました。

開演前のロビーでは、中国語がちらほら聞こえてきました。

さきほど「微博」を開いたら、同じコンサートに行ったらしい中国人ファンの投稿を見つけました。

刚跟朋友说,「我有个感觉,这次来东京以后的我,和来东京之前的我,不是同一个人了。我现在,是一个看过中岛美雪演唱会,也给尾崎丰扫过墓的人了。」

さっき友だちにこんなこと話したの。「今回東京に来た後のわたしは、東京に来る前のわたしとは違う人間になったみたいな感じがするの。わたしは今、中島みゆきのコンサートに行ったことのある人、尾崎豊の墓参りをしたことのある人になったんだわって」

半世紀近く、ずっと中国の古典文学を学んできました。
いつからか覚えていませんが、中島みゆきのファンです。

なので、中華圏の人たちが、中島みゆきの歌に感動したり、中島みゆきを「神」と崇めたりしているのを見聞きすると、なんだか嬉しくなります。

自分が褒められているわけでもないのにバカな話ですが、ただ単純に嬉しくなってしまいます。

中国の悠久の歴史文化から多くを学んできた者としては、中国の人たちが、伝統文化であれ、サブカルであれ、日本のことを好きになってくれるのは、心が和む思いがします。

政治の世界では、中国と日本の間でギクシャクすることが多いので、余計にそう思うのかもしれません。


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