受検者同士の2級ロープレ 3つの落とし穴 -キャリコン2級受検記録vol.25

いよいよ来週からキャリコン2級の面接試験ですね。

受検者どうしのロープレもいいですが
とてもとてもとても危険だと思います。

ただ、物理的に受検者どうしの無料ロープレ で場数を経験したい
という方も多いと思うので、3つの落とし穴を書いておきます。

この部分を意識して相談者役を作ると、少しは本番に近くなると
思います。

落とし穴1:ケースを説明することでロープレ が終わってしまう。

2級のケースは複雑です。ケースの説明だけで2分近くかかります。
この説明を正確にしなければ、ということに注意がいってしまい
相談者の抱える葛藤がおろそかになりがちです。
相談者がどこで悩んでいるのか、どんな感情を抱えているのか
なんで行動に移せずに、相談にきているのか。
ケースの再現もいいですが、心の動きの再現をお忘れなく。

落とし穴2:ケースに書いてない設定があることを忘れない。

実際の試験では、膨大な量のシナリオがあると言われています。
その中にはケースに書かれていない状況や本音があります。
試験本番では丁寧に傾聴していくと、そんな話がでてきます。
ケースをよくよく想像しながら、自分なりに、書かれていない設定を
イメージしてみてください。
ケースは文字ではありません。人です。人のこれまで、いまここ、これから、を大切に。

落とし穴3:目標には抵抗が必ずある。

いくら信頼していても、人間そんなに素直ではありません。
関係構築がすすみ、問題の共有ができたとしても
問題を心から受け入れているとは限りません。
どこかで「でも」という気持ちを抱えています。
目標設定に、簡単に同意するか、それともこの「でも」が
頭をもたげてくるか。
練習では、目標に簡単に同意する人が多いです。
そのほうが楽だし、波風立たないから。
しかし、試験は「でも」がきます。
練習より試験が難しかった、というのが親切か
練習きつかったけど、試験はそんなにきつくなかった、というのが親切か。
よーく考えてみましょう。

練習していて
疑問があれば
コンサルはいたします。

お気軽にtwitter @kanouyamamoto まで!

合格するのは10人に2人。
自分らしい面談を、熟練の自信とプライドを持って
相談者のためにできれば、大丈夫です。

応援しています。


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