技能士試験対策をアップデートする
第29回2級キャリコン技能士試験、第12回1級キャリコン技能士試験が
おわりました。
面接試験の合格率は2級が15.36% 1級が6.7%でした。
私は昨年27回で2級に合格し、今回1級実技に合格したのですが
最近気になっていることがあります。
それは試験のセオリーです。
「基本的態度と関係構築力の点数をあげて、問題把握力と具体的展開力の下げ幅を60点に抑えることで合格する」というやり方です。
これでいいのでしょうか。
基本的態度と関係構築力はたしかに重要です。
なんのためにそうするのでしょうか。
相談者はなんのために来ているのでしょうか。
そう。ご自身の抱える来談目的を解決しに来ているのです。
しかしながら、来談目的は非常に曖昧なこと、表層的なことが多いです。
「なんかむかつく」ならば「なんか」をはっきりさせないことには
問題すらわかりません。
「もう会社を辞めたい」ならば「どうしてそう思ったか」をはっきりさせないことには、転職相談なのか、ほんとは会社に残りたいなのか、ワークライフバランスが乱れているなのか、わかりません。
そう。大事なのは、問題把握です。
問題把握ができれば目標設定ができ、具体的な方策も探っていけます。
ただ、いきなり問題を探られても腹が立ちます。
つまり、問題把握のパートナーと認めてもらうために、関係構築があるのです。
ニコニコするために、友だちになるために、関係構築をしているのではありません。
薄々気づいているご自身の課題を認められるように、関係構築をするのです。
「基本的態度+関係構築力」で逃げ切るパターンから
「関係構築力+問題把握力」で作業同盟を作れる面談へ。
従来の考え方から、より解決に近い考え方にシフトすることで
相談者が変化しやすくなります。
変化すれば、さらに信頼感ができます。
もし、従来のパターンでやってみるなら、優秀な先生方はたくさんいます。
万が一、私の考え方が気になったら、一緒に合格へ進んでみませんか。
いや、合格に進むだけでなく
通常の面談でも満足度も上げていきませんか。
相談者がお金を払いたくなるキャリコンへ。
キャリコンの内輪だけでなく、外の方々に良い体験をしていただける
キャリコンへ。
そんなことに共感してくださったら、ぜひ私と一緒に!
お待ちしています。
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