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社会的養護下の子どもたちの自立

少し勇気を出して、今日は社会的養護下の子どもたちについて書いてみたいと思います。

まず、初めに私は社会的養護経験者(別名:ケアリーバー)ではありません。なので、このような方々の気持ちや現状など真のところの理解はまだまだだと思っています。なので、もし当事者の方がこの記事を目にされることがあり、ご指摘があれば是非お願いしたいと思っています。

まず、社会的養護とは、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。

つまり、社会的養護下の子どもたちとは、何らかの事情で児童養護施設などで過ごしている子どもたちということですね。

私は、自分が子どもが好きということに気付いたのがきっかけで、興味本位で保育士の勉強をしました。その試験の分野の中に社会的養護という分野があり、そこで初めて社会的養護という言葉や施設の種類、そこにいる子どもたちの数などを知りました。

ほんとにこれまで生きてて、全然目を向けられてなかったというのも情けない話ですよね。。。

より深く理解するため、あらゆる立場から書かれた本を読んできました。施設の子どもたち、施設職員、親、児童相談所の児童福祉司、児童相談所の一時保護所の子どもたち、赤ちゃんポストに預ける親たち…etc。

これだけ読んでようやくわかったことは、親から子へ貧困連鎖が生じていることです。そして、この解決には子どもの居場所作りや学習支援、食料支援などなどやるべきことがたくさんあるなかで、また全て重要だと思うなかで、私がまずやりたいと感じたのが子どもの自立支援です。

18歳で社会的養護の措置解除になる子どもたちが多く、突然自立を迫られます。頼れる大人がいません。賃貸契約書の保護者欄への記入を求められて困るという話も聞きました。お金の管理の仕方もわかりません。でも聞く人がいません。仕事でも人間関係をうまく作れず、続かず貧困に陥る場合も多くあるようです。

私はライフワークとしてこの課題に取り組んでいきたいと思っています。

今笑えていない子どもたちが、少しでも笑えるように。ただその思いだけ。

それで考えてたのが、
施設退所後の子どもたちの雇用+住居+温かい大人を準備できる街があったら、子どもたちって退所後はそこに行きたいなって思うんかな?

たとえば、
農業とかで若い人手欲しいな〜って思ってる農家さんがいて、ちょっとDX化も図りたいんやけど自分たちだけではどうしようもない。近くには空き家がいっぱい。

そこで、空き家をリノベーションして子どもたちが安く住めるようにする。子どもたちは人手不足の農家に雇用してもらう。農業のDX化は来てくれた子どもたちと一緒に進める。何かと困ったらその農家の大人たちに何でも相談する。

こんなこと実現できたら、どうかな?
当事者じゃないから、正直わからへん。ツテもない。だから考えてることを書いてみた。

1つでもご意見をもらえて、少しでも良い行動につながったらいいなと思って。

今日もありがとう。

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