2010年から小説を書いています。 インスト曲も作ってます。 mail:lostpro…

2010年から小説を書いています。 インスト曲も作ってます。 mail:lostprohets20@gmail.com

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    時々更新の日記です。

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    小説をまとめておきます。

  • エッセイ2024年

    5年目に到達

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    映画・展覧会などのレポート・感想をまとめました。

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やたら読まれてる記事ベスト10

今日の時点で1020個ある私の記事から、アクセス数順に1位から10位まで並べました。 ジャンルバラバラ法則性不明です。 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 番外 スキ数1位 私が読んで欲しいと思う記事

    • 【日記】無推敲

      今日は推敲なしの走り書きで書いてみようと思う。 何が真実か編集しすぎると分からなくなり、人から気に入られようとする文章の寄っている気がしたので、それを避けたくて実験する。 最近思うのは気温が異常なくらい丁度よい。である。 横浜の気候なのか、東京の世田谷の五月と全然違う。ずっと涼しい。滅多に冷房つけなくてよく、家の外の街も涼しい。潮風とガソリン臭さ、船の燃料(軽油?)みたいな車の燃料とは違う燃料の匂いなど、色々あるが、なんだかんだ空気は悪く川の水は汚いが気候は良い。 あと歴史

      • jazzギター練習中(音量調整版)

        酒を飲まずに空いた時間で練習してみました。 ↓参考にさせて頂いたURL。 https://www.youtube.com/watch?v=nLlxjd0fKWo&ab_channel=eddy

        • jazzギター練習中

          酒を飲まずに空いた時間で練習してみました。 ↓参考にさせて頂いたURL。 https://www.youtube.com/watch?v=nLlxjd0fKWo&ab_channel=eddy

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        記事

          「結婚」第3話

           お堀を走る  泣いた後の目元が乾いて元に戻ろうとしている最中のような、朝陽に照らされた青白く、湿った階段だった。  上から誰かが降りてくる気配がする。それがひゅーいの足音だと私には分かる。軽く、最小の力で心地よい音が鳴るギターのような音だと思っていると、それは本当にひゅーいだった。私は思わず足を止め、その振動でこの恥ずかしい気持ちを伝えられたらと思う。そんなに甘くはないことを知っているが、上手く言えない。 「ひゅーいさん」  彼を足音だけで聞き分けられた安堵をひゅーいの目

          「結婚」第3話

          「結婚」第2話

           横断歩道  朝陽に救われる寝室。カーテンを開けると窓ガラス越しにバイクや自動車の走行音が聞こえる。階段の踊り場を通る度にどこかでパンが焼けた匂いと、はしゃぐ子供の声が聞こえる。シャボン玉がはじける瞬間の音を引き伸ばしたような明るい街のノイズ。  おいしいコーンフレーク。私が注いだ牛乳とコーンフレークのバランスをきっと今、ひゅーいがダイニングテーブルに座って味わっている。私がいない間くらい、美味しいの一言でも呟きながら食べてね。私がゴミ捨てから戻ってベランダで洗濯物を干し終

          「結婚」第2話

          「結婚」第1話

           君子の心 「私が大切にしているものは、一つしかないのかって……思うのだが」 心の中で言ったつもりが声に出ていた。私の話し方に慣れているゆきは微笑みながら拾ってくれる。 「思うのだが、ってなんでそこだけおじさんみたいな言い方なの?」 「ずっと考えていて……例えば、私はそのグラスの底に残ったミントみたいな状態で、氷に埋もれて動けないの。誰かがストローでほじってくれるまで……」と言いながら、私は目の前のゆきのかわいさに感動している。この時間が大事なんだ。私がまとまらない事を言っ

          「結婚」第1話

          【日記】労働

          今日も労働という名の仕事に行ってきた。 明日から久々に連休である。 連休といっても2日間であるが、やはり連休はありがたい。 仕事から物理的に精神的に離れられるのが大きな魅力である。 自分には遊びたいという欲求が皆無で、休日=遊べる。という認識が存在しない。休日の最大の魅力は「労働から離れられる」である。 休日には社会人をやめてニートのような「ただの人」としてギターを弾いたり小説を書きたい。 (私は働いて自立してるからこういうことを知ってる・言えるみたいなことを書き出したら終

          【日記】労働

          「ゴジラ-1.0」の感想

          ネタバレがあるのでまだ見ていない方はご注意ください。 アマゾンプライムで公開されていたので家のPCで観てみた。 結論から言うと非常に秀逸な作品だと思った。面白かった。 脚本、演技、映像、効果音などどれをとっても高いクオリティでまとまっていた。 個人的に一番すごいと思ったのはゴジラが暴れて発生する細かい波しぶきと船の煙突から出る黒煙、あとクレーンのワイヤーが軋む音。 今作ではゴジラとの対決は海上で行われ、船の揺れ、暴れるゴジラ、周回する航空機など、地上での戦いに比べて三次

          「ゴジラ-1.0」の感想

          【掌編小説】成瀬

          私は田園都市線の駒沢大学駅の近くで一人暮らしをしている。 家は狭いけど近所に駒沢公園があり、住宅街は静かで落ち着いている。 渋谷や目黒にすぐに行けて、最悪歩いて帰って来れる。 付き合って1年半くらい経つ彼は中野に住んでいて、全然別な仕事をしているがその気になれば平日でも会いに行ける。 ふざけてダイチャリで環七をひたすら走って彼の家まで行ったこともある。 途中、下北沢で餃子を買ってそれを自転車のかごに入れて、彼の家に着いたら彼が冷やしてくれたビールを飲む。 そういうコンビネー

          【掌編小説】成瀬

          酒へらし3

          昨日はストロングゼロドライのロング缶を3本飲んだ。 ゼパさんの動画を見ながら飲むと5倍美味しく感じる。 ケラケラ笑って気がついたら朝になっていた。 わりと午前中は頭痛があったが、トマト味噌汁を作って飲むと回復した。 全然減ってないよね、と思うかもしれないがこれでも減っている。 今月の12日間で見ると、おそらくここ数年で最も飲んでいない。 なので、ストゼロ3本くらい飲んでも内臓が回復しているのでそこまで後に響かないのではないか?という仮説のもと飲んだのである。 あと、飲酒

          酒へらし3

          酒へらし2

          相変わらずに酒をへらしている。 5月に入って飲んだのは合計1.5Lだけ(お茶割とストゼロと角ハイ)ある。 日中意識がクリアで疲れにくい。 睡眠の質が高い。 6時間くらいで十分満足した感じがする。 朝陽が心地よい。 水がおいしい。 顔を洗う時の自分の頬がなんかつるつるしてる。 物事をちゃんと順番で考えられる。 いや、当り前やろ、と思うが今までこれが全くできていなかった。 飲み過ぎていたからこそ飲まないメリットのありがたみがひしひし感じる。 何故こんなに大幅にやめれたのかとい

          酒へらし2

          才能

          私は自分に小説や音楽の才能があるかどうかはほぼ意識していない。 時々、小説も曲づくりもうまくいかなくて、一カ月経っても掌編やイントロすらできない時は「マジで自分むいてない…あほなんちゃうか」と思ったりする。 5000回くらい思ってきたけど、創作はそういうのもセットであたりまえ。と、最近は思っている。 このnoteに投稿している掌編小説や日記でもどんスベリを繰り返しているが、それも良い作品を作るのに必要な失敗だと思っているので、スベった記事を消しはしない。 正直、0いいね

          酒へらし

          5月になってから酒を飲む量をものすごく減らしている。 今日は5月5日だが、5月に入って飲んだのはストゼロ500ml1本だけである。 去年や一昨年は毎日1000mlは確実に飲んでいたので、単純に10分の1である。酒を減らしただけでちょっと痩せた気がする。 変わったこととしては ・夜も現実を生きている感がすごい ・朝の目覚めバリ気持ちい ・野菜おいしい ・顔腫れない ・食費安い ・体軽い ・冷静 である。 去年の今頃は夜飲むのが当たり前すぎて、酔うと当然時間の体感スピードが

          酒へらし

          ストロングゼロ3

          昨日、休み前だったので久しぶりにストロングゼロのロング缶を飲んだ。 記憶よりも甘くてアルコール感は控えめで飲みやすい~♪  生ハムをつまみにグイグイ飲み、10分くらいで飲み干してしまった。 後からアルコールが脳に押し寄せてきた。 頭蓋骨とは別に脳単品が震えている気配。 ストゼロは後から来ると知っていたのに、また引っかかった。 そのあとは解毒するために、ノンアルのビールを3缶消費。 油断→酩酊→解毒。 様式美だが、年々解毒に時間がかかって悲しい。 缶のデザインも変わってお

          ストロングゼロ3

          【掌編小説】渋谷

           この街に降り注ぐものを、私はすぐに感じ取ることはできない。 見上げると雲と灰色の建物。不安になるくらい明るいモニターの広告。人が多すぎて自分と同じ人だと思えない。  「今日ここに来た全員の一日を足すと、あっという間に私の寿命を超える……」  交差点のスタバの二階に座っている人が交差点を歩く人を見下す時は、こんなことを考えているのかなと、私はハチ公口からスタバを見て想像する。  なんとなく暗い。なぜか寂しい。なぜか忙しい。さっき誰かが踏んだ生温かい通路。誰かと同じような人

          【掌編小説】渋谷