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【アメリカ生活】ラテアートレッスンを受けてみた!

みなさんこんにちは!かんなです。週末はいかがお過ごしですか?

昨日は、リモートワークをちょっぴり抜け出して、近所のコーヒー屋さんで、ラテアートレッスンを受けてきました!


学んだことは、主に2つで:ミルクを正しくスチームする方法と、ミルクをエスプレッソに注ぐ方法です。

大好きなコーヒーについて学べて、幸せそうな私です🤣

実は、大学生の頃、少しだけカフェで働いた経験があるのですが(もう4年ほど前になるのでしょうか😭)、フルタイムで働き始めてからは、なかなかこういった経験はできないですよね。コーヒーとカフェが大好きなので、本当に幸せな時間です💓

さて、レッスンを指導してくださった先生は、ブルーボトルコーヒーで6年経験をつみ、現在はカフェコンサルタントとして働いているSakiさんという方。Azure Coffee Roastersの共同オーナーとして、豆の焙煎や販売、そしてポップアップでバリスタをする傍ら、ラテアートやバリスタのチャンピオンシップにも出場されているそうです。

名前からして日系の方なのかなと思いました。明るくて、フレンドリーで、とっても素敵な方でした!

学び①ミルクのスチームの仕方

まずは、ミルクピッチャーにミルクを注ぎ、エスプレッソマシンのスチームワンドを空ぶかしします。ワンドの位置を調整し、ワンドの先端を少しだけミルクにつけます。この際、スチームワンドはエスプレッソマシンに向かって左側にあったので、ミルクピッチャーに入れた時、若干左上にくるように設置します。

ミルクピッチャーとワンドの位置のイメージ
引用:https://perfectdailygrind.com/wp-content/uploads/2019/11/Screen-Shot-2015-11-17-at-13.40.37.jpgそしてスチームワンドのスチームを解放します。

スチームが始まったらすぐ少しだけミルクピッチャーを2cmほど下げ、ワンドの先端が液面ギリギリになるようにします。そうすることで、ワンドから空気がミルクに入り込み、ミルクの全体のボリュームが一気に上がります。「ズズズッ」ていう音がすると、ミルクに空気が入っているサインです。1秒ほど空気を入れたらまた2cmほどピッチャーを上げて、ワンドを再度ミルクにつけます。この時、スチームがミルクを撹拌するので、縦回転の渦ができるんですよね。

Birds Eye View: ①ピッチャーの注ぎ口にワンドを沿わせると、安定しやすい。
②ワンドは、ピッチャーの中央もしくはピッチャー内の壁からは少し外す。
③スチームの回転が強いほど、表面の泡は少なくなる。
Profile View:①スチームを始める際は、ワンドの先端の2/3だけつける。
②スチームが解放されたら、先端の表面をミルクの表面と合わせる。
③ワンドの先端とミルクの表面の隙間が大きいほど、ミルクの泡も大きくなる。
④ミルクが少し温まったら、またワンドの先をミルクにつける。
引用:https://zandocoffee.com.au/milk-preparation-process-and-items/

そして、ミルクピッチャーの温度を手で確認しながら、ちょうど良い温度になったら、スチームを止めます。

ミルクのスチームで大事なのは、マイクロフォームを作ること。ミルクのフォーム(泡)が大きすぎると、エスプレッソと混ぜた際、ミルクとエスプレッソが分離してしまったり、また口触りも若干ざらっとしたドライな質感になってしまいます。上手にマイクロフォームを作ることができると、ミルクの表面はツヤツヤしており、エスプレッソと混ぜたときも、滑らかでクリーミィな口触りのラテやカプチーノを作ることができます。

学び②ミルクの注ぎ方

今回は、一番基本的ななラテアートのハート型を学ぶことに!Saki先生曰く、初心者のバリスタが、このハート型をマスターするのには大体3ヶ月ほどかかるようです。

そして、作り方。まず、スチームしたミルクとカップに入ったエスプレッソを用意します。ピッチャーをカップよりも高く持ち、注ぎます。ミルクをカップの7割ほど注いだら、そこからラテアートを作ります。

7割注いだら、ハートの形を作る準備に入ります。カップとミルクピッチャーの注ぎ口をグッと近づけます。カップは思いきり斜めにし、コーヒーが飲み口ギリギリまでくるように調整することで、ラテアートのキャンバスができます。

Saki先生が、ミルクの注ぎにはは「Heavy Pour」と「Light Pour」の使い分けが重要とおっしゃっていました。説明が難しいので、インターネットで拾ってきた画像に頼ります。笑

Heavy Pour のイメージ。ミルクのフォームをグッと勢いよく入れていく感覚。
引用:https://cdn11.bigcommerce.com/s-6h7ychjk4/content/pouring-milk-close-to-cup-for-latte-art-cgtla.jpg
Light Pour のイメージ。ミルクを繊細に、軽く注いでいく感覚。
引用:https://perfectdailygrind.com/wp-content/uploads/2019/11/woflpack.jpg

まずカップにピッチャーを近づけ、ミルクを勢いよく注ぎます。この時、注がれるミルクの量は、若干多め。そうすると、丸っぽい形ができます。その丸い形ができたら、ピッチャーをカップから離して、ミルクの量は少量に調整し、真っ直ぐ、真ん中を遮るように注いでいきます。この際は、勢いが大事!

Saki先生曰く、ラテアートで大事なのは
①エスプレッソのクレマとミルクのコントラスト
②シンメトリー(左右対称であること)
だそうです。

ちなみに私が最初にトライしたラテアートはこちら。

若干ハートに見える?笑

一応ハートにはなってますね!笑。とはいえ、やっぱり泡が大きくて、粗いです。改善の余地大いにあります。

そして、先生が作ったハートはこちら。

ツヤツヤなミルクとクレマ!

やっぱり綺麗!ミルクもツヤっとしてて、なめらかだし、クレマ(コーヒー)とミルクのコントラストが圧倒的に綺麗。

何度か再挑戦させてもらって、若干上達できました。遠目からですが、ミルクのツヤが上がったように見えます。

ラテアート、楽しい〜

Azure Coffee Roasters

ちなみに、今回お世話になったのは、こちらのAzure Coffee Roastersさんです。
エスプレッソは、自社ブレンドで、チョコレートのようなコクががミルクとマッチして、とても美味しいです。

最後は、Saki先生が、エチオピア・グジのナチュラルを、ハンドドリップで淹れて下さりました。エチオピアのナチュラルは大好きなので、幾度となく飲んでいますが、これがとっても美味しかった!

この豆は袋から開けた瞬間からいちごの華やかな香りがします。豆を挽いている最中も、お湯を注ぐ最中も、コップから味わう瞬間も、常にいちごのような華やかで甘い味と香りがして、もうすっごく幸せな気分になります。淹れたては、緑茶のような繊細な味がして、時間が経つと、多少の酸味は出てくるものの、甘味がグッと濃くなります。エチオピアにしては酸味が抑えめの印象です。

さいごに

とっても幸せで楽しい時間でした💓こういうワークショップは趣味について知識や経験が増えるだけではなく、私と同じようにコーヒー好きの方だったり、地元の経営者とお話しする機会になるのですごくワクワクしました。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!皆様もおすすめのコーヒーやカフェがありましたら、教えてください😊


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