『もう明日が待っている』を読んで
「これは小説だ」と書いてあった。
でも、出てくる人物の説明などはない。
これは個々のキャラクターをはっきりと思い浮かべることのできる、読者へ向けて書かれているのは確かだ。
人物説明など無くても、何の苦もなく読み終えた。
それだけ、彼らがテレビを全力で愛し、グループを愛して、キャラクターを確立させたからだろう。
彼らが何事にも全力で向かい合う姿勢が何よりも好きだった。
テレビ越しでもそれは十分伝わってきた。
そして小説を読んで、周りのスタッフも同じく全力だったことを知った。