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続・Buen Camino 2023 あなたも巡礼に出かけてみませんか? ①

1)再び巡礼へ

 これは前年2022年に行ったCamino de Santiago(サンチャゴ巡礼)の40日間の旅の続編である。今回は、その時に残った210km(過去の記事参照)を歩く旅で、期間は2023年5/30-6/15の2週間であった。

5/30(火) カミーノ に戻った!
 昨年ゴールまで歩いて気が済んだので、もういいのではないかとも思ったが、200kmを残しているのが気になっていた。行くか行かないか、両方の間を揺れ動き、最終的には4月頃に再び歩くことを決断した。またスペインにまで行くのは面倒臭いが、結果的には行って良かった。二回目ならではの経験に加えて、新たな思索を深めることができた。なお、今回も単独行である。時期は、昨年度の反省から、暑くなる前の6月に設定した。

 梅雨に入って雨模様の天気の中、家を出る。刃渡りが短いヴィクトリノックスのマルチツールだと手荷物扱いになるのではと期待して持って来たがやはりダメで、機内預かりになった。15:00発の羽田行JAL318便で、京急に乗り換えて成田空港に向かった。3階で予約していたWiFiのルーターを受け取り、Emirates(EK)のカウンターに向かう。これが長い列で、なかなか動かない。やっと手続き完了。もう一度例のナイフを確認したがダメだった。そんなことならもっと長いサイズのものを持ってくるのだった。保安検査場を通過し、出国のスタンプをもらい、搭乗口へ向かう。ここでやっと福岡空港で買った弁当を食べることができた。9時過ぎで遅い夕食になった。

 昨年は、エールフランス(AF)でのパリ直行便であったが、今回は南側回りで、アラブ首長国連邦の首都ドバイ経由である。22:30発で11時間半かかって到着。前者では途中で乗り換えがない反面、同じ姿勢での拘束時間が長く辛かった。今回は途中で足腰が伸ばせて、気分転換ができた。また、砂漠のドバイにも少しだけではあるが触れられる。席は通路側を指定したが、窓側の方が眠りやすかったかも?

EKの女性客室乗務員がつけている薄いピンクのスカーフはエキゾチックだ。ただし、動き始めるとスカーフは外す。そういえば、昔、同じ職場にいた女性がEKで働くといって職場を辞めたことを思い出した。大柄な彼女なら似合っていたのではないだろうか。

ドバイの空港ロビー

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