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(CFP)金融資産運用設計-株式②

投資尺度

イールドスプレッド
=債券利回り-株式益回り
 ※益回り=PERの逆数(EPS/株価)

配当割引モデル

■定額配当割引モデル(ゼロ成長モデル)
 将来の配当が変わらない前提(配当のゼロ成長)
理論株価
=1株当たり予想配当金/期待収益率
■定率成長モデル
 将来の配当が成長(増えていく)する前提
理論株価
=1株当たりの予想配当金/(期待収益率-配当成長率)

NISA

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転換価額
株式に転換するときに払い込みする1株当たりの額。
募集開始前の一定期間の終値を基準に、それより高い価額になることが一般的。この上回る率をアップ率という。
取得株数 (保有金額を転換価額で割る)
=転換社債の発行価額の総額/転換価額
※端数分は切り捨てになる場合もある
 転換価額600円の社債を100万円分持っているとき、
 100万円÷600=1,666.66株
  ⇒ 1,666株+現金400円(400円は切捨の場合も・66株は単元未満株)
パリティ価格 (株価÷転換価額)
株価と転換価額から転換社債の理論上の価格を計るためのもの
転換社債を株式に転換するときの価値を表す価格
パリティ価格=100円×(株価÷転換価額)
株価が1,300円で転換価額が1,000円の時のパリティ価額は、
100円×(1,300円/1,000円)=130円
 ⇒この転換社債の取引価格が130円未満であれば、株式に転換してから売
  却する方が得になる
パリティ乖離率
転換社債とパリティ価格との差を率にしたもの
転換社債のまま売却したほうが良いのか、株式に転換してから売却したほうが良いのかが分かる
【(転換社債の時価-パリティ価格)/パリティ価格】×100
パリティ乖離率がプラスなら転換社債のまま売った方が良い


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