willy-nilly! 行きあたりばったりも、たまにはいいね
本を読むのと同じくらい英語を学ぶのが好きです。
英語でどうこうしたいとか明確な目的はないのですが、「そうか、そうなのかぁ」と感嘆するような言い回しを知ると嬉しくなります。
特に、これまで勉強してきたことが覆されたときなどは、感嘆の度合いも大きく跳ね上がり、この感嘆こそが私が英語を学ぶ理由です。
たとえば、She is my friend.は、ネイティブの人には、なんとなくよそよそしい感じがして、This is my friend.の方が自然な感じと知ったときの驚き。
Why did you come to Japan?(なぜ日本に来たの?)よりも、
What brought you to Japan?(何があなたを日本に引き寄せたの?)の方が、断然、優しい表現であること。そして、その英語的な発想。
「そうか、そうなのかぁ」
英語を学ぶことは、まさに、「そうか、そうなのかぁ」の連続です。
そんな好奇心を満たしてくれる動画が、"That's English School”
私の英語学習の拠り所となっています。
その名のとおり、家にいながら英語を学べるEnglish school videoです。
毎回、Scott先生の丁寧な解説と、Scott先生が色んな役に扮するshort コントを堪能できます。short コントは衣装・小道具・背景ともに「すごい!」クオリティで、毎回、感激しています。
【ROOMって部屋だけじゃないよ!】ROOMの面白い使い方。
この回の中で、わたしはwilly-nilly(行きあたりばったり)という表現を知ったのですが、その経緯はというと…。
roomの末尾にyをつけてroomyにすると「広々とした」だとか「ゆったりとした」という形容詞になる――との解説のところで、同様の例としてwilly-nilly(行きあたりばったり)が紹介されたのです。
「行きあたりばったり」"willy-nilly”
どちらも韻をふんでいるのが子気味よく、「行きあたりばったり」という言い回しが新鮮に思えました。
そして週末、行きあたりばったりな散歩に出かけてみようと思い立ったというわけです。
夕方、目的もなくぶーらぶら。
小さなバッグを片手に、あてもなく歩きました。
坂道がある住宅街。
道路わきの小さな階段。willy-nilly!上ってみました。
振り返り、眼下に広がった風景がこちらです。
さらに行きあたりばったり歩いていると、道の行き止まりに遭遇しました。
突如現れた道路標示にびっくり。
行き止まりになるような雰囲気ゼロの道路です。まさか、この先が行き止まりになるなんて微塵も感じられません。
でも、本当に、直進先は行き止まり。
そんな雰囲気ゼロだからこその注意喚起なのですが、こんな道路標示が身近にあったなんて思いもよらなかったです。
willy-nilly! 行きあたりばったりもたまにはいいね、と思える散歩となりました。あてもなく歩いたから目にできた風景と新発見です。
私の英語の勉強も、これといった目的もなく、ただただ好きの一心ですが、今日の散歩みたいに、あてもなく学んだから出会える何かがあるかもしれないと思えてきました。
I will keep studying English.(これからも英語を勉強していきます)
テキストみたいな英文ですが、私の気持ちが詰まった一文です。
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