嫌われてる?

嫌われてるって思うのは自意識過剰だろうか?微妙なすれ違い、反発から様々な憶測をしてしまう。人を嫌いだと面と向かって言うのは難しい。それは誰でも(主に日本人は)思うことだから、相手も貴方の事が嫌いだというメッセージはかなり小出しにしてくる。故に、僕のアイデアを却下した彼もまたそういう作戦をとっているかもしれないし、はたまた全くの見当違いなのかもしれない。プライド高いんだねと言われてしまうだろう、こんなこと書いていたら。実際そうなんだけど。でもここで勘ぐる性格だからこそ楽しめる映画や漫画もあると思う。心情の機微は日本の作品を面白くしているポイントであり、それ故に独自の文化を確立している。それは様々に言い換えられる。繊細だとか、陰湿だとか、情緒的だとか。今回僕が嫌われているんじゃないかと勘ぐったのはその陰湿な部分が顕現したんだろう。僕も大概陰湿なものだ。こんな所に愚痴をこぼして、共感を得ようとしているのだから。それに嫌われるだけのことをしているはずだ。場を白けさせてしまったり、能無しだと舐められても仕方のない言動をしたりしているんじゃないかと思う。でもそれで嫌われるなら、こっちだってお前のことを嫌ってやる。という発想をする子供なのです、自分は。
被害妄想が被害妄想を呼んでは人間不信に陥ってしまう。やはり、許すという概念は本当に偉大だ。被害妄想に苦しむくらいだったら僕も許してやりたい。でも許してばっかりじゃやってられない時がある。老害と揶揄され、ネットの笑い者にされている人を見ると、怒りの感情って全然枯れないな、と自らの先が思いやられる気分になる。

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