海外移住は男の方が少ないのでは?
ども、カニカマです。カナダでアプリとかを作ってます。
最近ふっと、海外移住ってなんか男のほうが少ないのでは?と考えるようになりました。
そこで海外に住んでいる日本人はどのくらいの人数がいて、男女の割合ってどんな感じなのだろうと調べてみました。
海外移住者の現状
2023年10月の外務省の発表を見てみましょう。
海外への日本人の数はコロナ前の2019年がピークでそこから少し減少しています。これはもちろんコロナで帰国した人が増えたのと、出国する人が減ったのが原因だと思われます。
地域別に見ると「北米」が37.9%とずっと一位で「アジア」27.5%、「西欧」16.5%の順です。
国別では以下の10か国で全体の77.0%を占めているそうです。
移住と長期滞在から見る男女比
上記の資料では、長期滞在者と永住者をあわせた数の男女の数を比べると女性の方が多いという結果になっています。
2023年時点で男性が約60万人、女性が約70万人という感じです。
これは自分の観測範囲の肌感とも一致しています。
僕の知っているカナダに来る人も女性が多いです。特にワーホリビザでくる人も女性の方が圧倒的多い。
なので現時点では女性の方が海外志向が強いと言えるのかもしれません。
おそらくこれについては、いろいろな側面から説明できると思います。
一つは日本のジェンダーギャップからくる海外志向。
「経済」「教育」「健康」「政治」からの4分野でのジェンダーギャップ指数では日本はかなり下の方。
2022年のジェンダーギャップ指数の発表では、カナダが25位で日本は116位。
この男女不平等が嫌で海外に活路を見出す女の人が多くなっていること。
これはかなり説得力がある説明ではあります。
もちろんそういう考えの人も多いでしょうが、それよりももっと手前のところの理由の人も多いのかなと思っています。
ここからはすごい個人的な感想になるので聞き流してほしいのですが、女性の方が語学や異文化のコミュニケーションに興味のある人が多いように思います。日本の外国語大学でも女性比率が高いように思います。
キャリア的に海外志向というより、もっと純粋な興味などからくる海外ではないでしょうか。
そして海外に出てみたら、日本より女性の活躍できる場所があって居心地がよくなって長期滞在するみたいなところですかね。
または日本人の女性は世界的にモテると言われているので、パートナーができて永住してしまうみたいなことが多いのかなと。
ということで
男女比を見てみると僅かながら女性の方が多いという結果になっています。
女性の方が海外に対してオープンである、あるいは日本に対して閉塞感を感じているということの表れかもせれません。
逆に男性の場合は、日本に残ってもキャリア的にそれなりにやっていけてしまうので海外志向が弱いのかもしれません。
また男性の場合は駐在員とかもあり、自分から海外へ飛び出した人の数で言うと、もっと少ないのかもしれません。
もっと日本人男性よ、海外を目指すんだ!
そしていつかその経験を日本に活かすんだ!
と勝手に願っている次第です。
いつか僕もその一部になれれば嬉しいなと思います。
そしてジェンダーギャップのせいで女性が住みにくいと言われないようにしたいものです。
ではでは。
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