見出し画像

むかし就職氷河期というものがありまして

ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。

春です。就職です。

就職氷河期

僕の大学卒業時は就職氷河期の真っ只中でした。
就職氷河期とは、バブル崩壊を発端に1993~2004年に起こった就職難のことで、ピークは2000~2003年頃だったそうです。
新卒採用倍率が1倍を下回り、15〜24歳までの完全失業率が10%を超えていた時代です。

もうまさにドンピシャで、僕みたいなろくでもない大学出身の人が行けるところなんてありませんでした。もちろん友人もちゃんと就職できたやつなんていません。

僕もどうせろくな会社でしか働けないだろうし、そもそも会社に入れないだろうなと当時は考えていました。
なので普通の社会人から大きく道を外れる決断をし、20代全部を会社員としてではなく、自分でなんとかする道を模索してもがいておりました。

結果なんだかんだあって、今カナダでアプリを作ってます。

まぁ、なんとかなる

今の若い人からしたら就職氷河期なんて、考えられないかもしれないでしょうし、「知らんがな」の世界だと思います。
今は今のしんどさがあるかとは思います。

当時は大変だったぞーって大変マウントをとりたい訳ではないです。

なにが言いたいかと言うと、就職うまくいかなかったとしても、会社が潰れたとしても、会社を辞めたとしても、まぁ大体なんとかなるってことです。

改めてこの時代を見直してみて、あーだから自分の周りの友達はサラリーマンがいないんだと変に納得しました。
みんな就職できなかったんだよね。
結局、僕の周りは飲食経営者や事業会社やっている人や職人が多いです。
当時は就職出来なかったが、なんとかなっている人が多いです。

今いい会社に就職できたとしても、来月潰れないとは限らないわけです。
せっかくエンジニアになれたとしても、来年にはChatGPT-5とか6とかがでてきて本当にエンジニアがいらなくなるかもしれません。

逆にいくらChatGPTが進化しても、結局エンジニアの仕事無くなってないよねって未来もありうるわけで。

もう誰にも未来のことはわかりません。

なので先のことを考え過ぎるのはあんまり意味がないかと思います。

一生学ぶ

ただし、常に新しいことを一生学ぶ必要があるっていうのは普遍的で絶対です。

これはどの職業でも同じだとは思いますが、さらにもましてエンジニアなら、技術の移り変わりも激しいので勉強し続けることが必要になってきます。

技術だけではなく、いろいろな新しいことを学ぶ意欲がなくなった時に未来の扉が小さくなり、選択できる扉が減っていきます。

技術だろうが、英語だろうが、ビジネスだろうが、農業だろうが、会計だろうがなんでもよくて。
新しいことを学ぶチャンスと意欲があれば何かしらの扉が開きます。

なので、今どんな仕事をしてようが、ChatGPT-100であろうとあまり関係ない話だなと思います。

変化を受け入れて、一生学ぶ。

これが唯一、変化の早い時代に生き残る術だろうと思います。

いまは理想とは違う場所にいる人も、少し堪えてみてください。
いずれは新しい扉が開きますので。

就職氷河期を経験して、大きく社会人の道を外れて、大人になってしまったけどなんとかなっている僕が言うんですから間違いないと思います。

ではでは。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?