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再建手術第一弾

4月22日の朝、あまり夜眠れずに気が付いたらドラマを見ながら朝方にうとうとしていたようです。病室は6時起床となっていて、部屋の電気がついて、順次看護師さんが検温と血圧を測りに来てくださいます。

昨日の晩御飯を最後に食事は23日の朝までできません。お水も手術が9時からなので7時以降は飲みません。起床してOS1を飲みお迎えがくるまで待っていました。今回はティッシュエキスパンダーを入れるだけの手術なのでさほど緊張もせず。やがて看護師さんが迎えに来てくれて、5階の手術室フロアに行きました。看護師さんは2人いて、どうやら1人は新卒(看護師さんの場合、新卒と呼ぶのかわかりませんが、、)で先輩看護師に付いて現場研修中のようでした。いろいろ説明を聞きながらうなずいているのを見て、なんだかほほえましくなってしまいました。学校を卒業していきなり現場に放り込まれるのかと思うと、普通の会社員の私からしたらすごいことに感じます。人の命に係わる現場で失敗が許されないのにどうやって学んでいくんだろう。

看護師さん二人と話していたらあっという間に手術室に呼ばれ、手術台に寝て、パッドをつけたり、全身麻酔の準備。麻酔がだんだん効いてきますね~、というのを聞いたら、次は目覚めていました。本当に一瞬みたいな感覚になるけど、確実に手術後ですね。麻酔がまだすごく眠くて、もや~としながら主治医の形成の先生が”終わったよ~”といってくださったのがぼんやり聞こえながらストレッチャーで病室に戻りました。

3時間は身動きは取れず、水もまだ飲めませんが、前回の一晩中の苦行を思えば、今回はたった3時間であっという間でした。音楽やオーディオブックを聞いていたら、看護師さんが来てくれて起きるのを手伝ってくれました。

やっぱり楽な手術とはいえ、胸を切って異物を入れているので力を入れると痛いは痛い!ぐっと手すりをつかみながらなんとかベッドに座る体制に持って行きました。麻酔が切れてきたのかずきずきしながらもトイレまでは歩けたので、痛み止めを打ってもらい、何とか自力で動けるようになりました。

今回も体液を外に出すための管であるドレーンをつけて、しばらくは点滴をしながら過ごします。お水も飲んで体は痛いのですが、あっという間に終わってホッとしました。

さて、これからどんな感じなのか。。乳がん友達の言っていた通り、異物感とかエキスパンダーがずれたりとか、色々これから発生することもあるんだろうなと思いながらとりあえず、再建スタート地点にたったので色々考えるのは辞めてベッドに横になりました。寝返りは痛くてまだ打てないので、やっぱり今日も眠れない。。

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