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1に準備、2に準備、3、4飛ばして、5に準備!地域取材は準備が肝心

何事にも共通しますが、特に慣れないうちは事前準備が肝心ですよね。仕事のプレゼン、料理、旅行、もちろん地域取材もその例外ではありません。

筆者は現在トラベルクリエイターになるためのコースであるPoolo Jobを受講しています。そして、その中の課題の一つが地域取材でした。
地域取材は、現地の魅力を発信するためにその場所の特徴や歴史を理解し、プロフェッショナルな視点で情報を収集する必要があります。事前の調査と計画が、取材の成功につながるのです。

しかし、計画するのが大の苦手な筆者、インタビューのための講義も受け、頭ではわかっていたのに、準備が間に合わず深く反省しております。そんな課題の記事を書くのに苦戦した私の地域取材の失敗談と学びについて少しお話します。もし地域取材を控えている読者の方がいましたら、参考にしていただければ幸いです。


では、地域取材の執筆にあたり、事前準備をしないとどうなるのか?

1.取材中に聞きたいことが不明確で、必要な情報を聞き出せないリスクが高くなる。

取材に臨む前の理想的な状態は、テーマがしっかり決まっていて、記事の構成案がある程度できており、それに基づいて取材や撮影を進めることです。取材は相手がいて初めて成り立つものです。このような事前の準備がしっかりとできると、取材先での焦りや混乱も最小限に抑えることができるでしょう。

テーマや書きたい内容が明確でない場合、主軸に沿った質問が難しくなり、取材相手からエピソードが引き出せず、結局は情報収集のみに終わってしまいます。何かを伝えるメッセージ性のある記事を書くためには、やはり事前に構想を練っておくのが重要です。

2.構成にとてつもなく時間がかかり、何を書くか迷走する。

From Canva

構成は筆者が毎度つまずくポイントです。初めに伝えたいことは何か、それは取材から得た情報をどう伝えればいいのかを考えながら、主軸がブレないように、構成を組み立てていきます。

今回の課題はテーマが「地域の魅力を伝える」ことでした。その中で、取材内容からテーマを狭めるというアプローチで模索しました。しかし、テーマの具体化に苦戦し、主軸がブレ、目的を見失しないがちでした。ざっくばらんな対話から「これだ!」という具体的なテーマを決めるのはビギナーの私には難しいチャレンジでした。今振り返れば、もっと周囲に相談してアドバイスを得るべきだったと思います。

3.時間がかかりすぎて、チェックする時間がなくなってしまう。

テーマと構成に時間がかかると、必然的に書き出しが遅くなってしまいます。本来、取材記事は完成品を入念にチェックし、先方への確認を行い、最終的に提出するものです。このような意味でも、相当な速さで記事を仕上げる必要があります。そのためには、やはり事前の準備が欠かせません。

地域取材からの学び

地域取材を行う上で、約8-9割を占めるのが事前準備といえます。スピーディでありながら、しっかりと事前に備えることが最終的な成果物のクオリティを左右します。以下に、今回の学びを踏まえて、事前に準備しておくべきことを具体的なポイントをご紹介します。

事前準備すること:
1.テーマと構成をしっかり決める
2.下調べを行い、事前に情報を集める
3.主軸に沿った質問事項を準備する(相手に事前に共有できるとベスト)
4.できれば、欲しい写真のイメージもあるとなおよし
5.準備期間、取材、執筆、確認作業の時間配分ができていると最高

分かってはいると思いますが、やはり地域取材を行う際は、事前準備は万全にしていきましょう!



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