見出し画像

何者でもない私が、何者かになるために続けるSNS

無職になってから、あっという間に8か月が経過しました。会社の肩書はなくなり、「お世話になっております、〇〇株式会社のXXです」と挨拶することもなく、私は何者でもなくなったように感じていました。

10月から始まったPOOLO JOBというトラベルクリエイターを目指すコースを通して、SNSブランディングを学び、3か月間X(旧Twitter)で毎日3投稿を続けました。最前線で活躍する素晴らしい講師陣は、みんなそろってSNSを続けたことで、今の自分たちの仕事や在り方につながったことを話してくれました。

SNSを続けた結果、少しずつ自分のことが分かってきました。趣味でやっている写真が自分の強みになること、写真の投稿はあまり苦がなく続けられること、特に見るのが好きな投稿の種類は「ふふっ」と笑えるユーモアのあるもの。

もし自分が何者なのかわからないという方がいたら、SNSを始めてみることをおすすめしたいです。すこし時間はかかりますが、SNSを通して世界へ自己紹介をしていく中で答えが見えてくるかもしれません。

SNSは名刺代わりになる

SNSに投稿する内容は、その人の特徴がよく表れます。自分がどういう人間なのか、どういうことをやっているのかを直接的に紹介することもできるツールです。SNSブランディングの講義では、自分はどうなりたいのか、どういう仕事をしたいのか、提供できる価値は何か、自分自身でしっかりとイメージを持ち、”真芯”を決めて投稿することを教わりました。

しかし、これが思いのほか難しいのです。自分は何者なのかなんて、考えたことありませんでしたから。正直にいうと、未だに自分がどこへ向かっているのかは、わかっていません。ただ走りながら、その都度変えながら、答えを見つけていけばいいのだと思えるようになりました。

SNSは無料の広告

つい最近のできごとですが、Xで美術館で開催されている企画展の話をさらっとリプ(他者のツイートに対して返信をすること)をしました。そしたら、その企画展のアーティストの方から「いいね」が付いていてびっくりしたんです。

多くの個人や企業が利用するSNSは、投稿する内容によっては自分自身の広告塔としても機能します。これまでの記事や撮影した写真を公開することで、自分ができるスキルや実勢をアピールするプラットフォームとなり得ます。しかも、この方法は誰でも、何のコストもかからずできてしまうのです。もし自分にやりたいことがあったり、売り込みたいスキルがあるならSNSで発信することはとても効果的と言えます。

SNSを続けることで広がる世界

Xのアクティブユーザーは11月下旬で2億5940万人となり、世界中の情報を見たり、人とつながれるのが最大の魅力です。SNSで発信を続けることで、未知の可能性や新しいチャンスが広がっています。他の人から知らなかった情報を得られたり、新しいアイデアが浮かぶこともあります。場合によっては、投稿を見た方からのビジネスチャンスにつながる可能性もあります。ただタイミングは神のみぞ知るなので、地道に続けることが大事です。

最後に

何者でもなく、何者にでもなれる。どこかに属していなくても、私は私としてSNSで発信していくつもりです。今目私が指しているのは、旅をしながら写真とライティングでその地域を紹介したり、自分の経験談をつづっていけるトラベルライターです。これまでやってきた、そしてこれから続けていくSNSの発信で、自分の後ろ盾を築いていきます。現状では方向性が確実に決まっていなくても、それも今の私なのです。続けていく中で、色々な自分を見つけて行けるのが楽しみでもあります。

もし良ければ、覗いていってください。
X (旧Twitter


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?