20代女性あるあるなクレカやカードローンの多重債務の原因
金田(カネダ)です(o^^o)
借金問題をメインに扱う事務所なので、借金相談は毎日たくさん来ます。
以前の記事で私も借金をたんまり抱えた経験があることを書きましたが…
その時の私の多重債務の原因は、浪費💔
ストレス発散で爆買い、身の丈に合わない消費、飲み代などなど…
でも借金の原因って本当にさまざま。
今回は20代女性がどんな原因で借金を抱えているのかまとめてみました。
20代女性の借金の原因
浪費
エステ
病気
推し活・オタ活
出産による収入減
子育てによる支出増
奨学金の返済の圧迫
コロナの影響による収入減
こんな感じです。
推し活は時代を表していますね。
ジャンルはさまざまで、2次元、3次元、人物だけではなく施設や概念まで。
それ以降の原因は、女性特有と言いますか。
出産で一時的に収入が減ったあとに、子育て費が圧迫されていくパターンですね。こうしたものって一気に詰むのではなく、ジワジワと厳しくなってくるんですよね。。
奨学金の返済がつらくて、生活費の支払いをクレカのリボ払いに頼っていたり、リボ払いの枠もいっぱいになって支払いのためにキャッシングをするパターンもあるあるです。
最初はみんな借金の入り口がクレカのリボ払いになっていることも多い。
キャッシングからスタートする人ってあんまりいないイメージ。クレジットカードのリボ払いからはじまって、返済ができなくなってキャッシングって感じですね。
20代女性が借金を返すためには?
ライフスタイルがそれぞれ違うので、どれが合っているかもまた変わってきますが、借金を返し切るコツはどんなものがあるでしょうか。
副業して毎月コツコツ増額返済
まとまった収入でドカンと返済
債務整理をする
副業して毎月コツコツ増額返済
時間と体力に余裕のある人は、収入アップを計るのがよいかもしれません。
本業のあとにバイトに行ったり、空いた時間に自宅でできる仕事を探してみたり。
今はクラウドソーシングで記事執筆の仕事とかもありますし、タイミーあたりで単発バイトを探したりと、実は仕事って意外と落ちています。
収入が安定しにくいですが、ちょっとでも多く返すために1〜2万円ほど返済分を稼げると変わってくるはず。
まとまった収入でドカンと返済
ボーナスなど大きな収入は浪費せず、返済にまわすことをおすすめします。
ボーナス一括払いとかも使っちゃダメです。
ちなみに私は昔ボーナス一括払いで大きな買い物をしたあと、思ったほどボーナスが入らず全額リボ払いにしたことがあります(笑)。
案の定、そのあと金策でつぶれてしまったので、ボーナス払いは使わないほうが良いですね。
まとまったお金で返済して、一気に残債が減るとモチベーションも高くなって、返済が楽しくなります。
債務整理をする
副業をする余力がない、まとまった収入も期待できない
そんな人は債務整理を検討してみましょう。
とくに主婦の方は、小さいお子さんがいて働きにいかれなかったり、ご主人の収入でやりくりしていて返済のお金を捻出するのが難しかったりで、結構きついケースが多いです。
債務整理は具体的に3つ。
任意整理…元金を3年〜5年かけて分割払い(この期間の利息は基本的になし)
個人再生…元金を5分の1程度に圧縮
自己破産…借金はすべてゼロになる
主婦の方だと、任意整理か自己破産を選択されることが多いです。
任意整理は返済できるお金を用意することが前提ですが、専業主婦の方でも旦那さんからもらえるお金で捻出できれば、任意整理の選択がOK
任意整理なら車や住宅には影響ないですし、のちに説明する自己破産は車や生命保険の解約返戻金などもゼロにする必要がありますが、任意整理は手元に置いておけます。
個人再生は、借金額が大きい人が選ぶことが多いです。
例えば年収200万円なのに、300万円の負債を抱えているとか。
なんでこんなことが起きるのかというと、キャッシングは総量規制で年収の3分の1しか借りられないのに、クレジットカードのショッピング枠が対象外だから(◞‸◟ㆀ)
年収200万円、キャッシング負債50万円、クレカ3枚(50万、50万、100万)、後払い系(30万、20万)とかね。
信用度が高いと、こういうことが起こりがちなのです。
年収に対して借りている額が大きい人は個人再生。
そして、どうにも埒があかない場合は、自己破産です。
いずれの債務整理でも、デメリットはブラックになること。
当面、クレジットカードは作れませんし、ローンも組めません。。
とはいえ、もともとカードの支払いを滞納している人は、すでにブラックになっている可能性があるので、状況的には同じかも。
自己破産と個人再生にいたっては、いずれも裁判所での手続きが必要なので、「官報」というものに掲載されること。
債務整理はメリットもデメリットもありますので、専門家の意見も聞きつつ、どれがいいかじっくり検討するようにしましょ。
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