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自分の中にある「真実」を探し当てること。

日本にいる時は、年末の紅白歌合戦ぐらいしか見なかったNHK。

こちらに来てからは「選択肢がない」という理由で見始めて、今では貴重な情報源として習慣化され、ちゃんと見ると内容が濃くて面白い。

今日は「プロフェッショナル仕事の流儀」で、宇多田ヒカルさんを見た。そもそも私はデビュー当時の曲が好きで、今でも車に彼女のCDがある。

27歳で音楽活動を休止し、もう一度復帰した時の理由はこうだった。

「母の死と、自分の妊娠出産を通して『母になること』を通して、その想いを歌にせずにはおれなかった。」という。


そして「創作活動とは、自分の中にあるものを掘り起こす作業である。無意識的に蓋をしたり、自制心でコントロールしたりしているのを、取っ払わないといけない。そこで『開いた』瞬間に突っ込んでいって、自分の中にある『真実』を探し当てること。」と言っていた。

これは音楽に限らず、クリエイターならみんな同じなんじゃないかな。

この番組で彼女は、3年越しの曲を完成させていた。つくることとは、そんなものなのかも知れない。

そして出来上がった曲は、祈りに近かった。


最後にプロフェッショナルとは、正直であることと、自分に向き合うことの2つを言っていた。

うん、そうありたいと、心から思った。

拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡