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2024 なでしこリーグ1部 第7節「ASハリマアルビオン vs 静岡SSUボニータ」超主観的振り返り

ハリマ 2-0 ボニータ
【得点者】

ハリマ:山岸 夢歩(6分)、千葉 園子(71分)
ボニータ:-

2024年4月29日。
なでしこリーグ1部 第7節

静岡SSUボニータは、アウェイでASハリマアルビオンと対戦しました。

試合会場は、姫路市のウインク陸上競技場。
今回は遠征できなかったため、YouTubeでリアルタイムで観戦しました。

結果は0-2でボニータの敗戦。

ハリマは今季スタートダッシュに失敗し、ここまで開幕から6連敗でしたが、今季初勝利を献上する形となりました。

天気はあいにくの雨でしたが、ボニータ応援グループBLUE GALLOPは遠く姫路まで声援を届けるために駆けつけました。YouTubeでもハリマの応援よりも大きなチャントが響いていたと思います。素晴らしかったです。


スターティングメンバー

静岡SSUボニータ

山本心がスタメンに復帰。開幕からスタメン出場を続けていた土屋佑津季はベンチスタートとなりました。

また、右サイドバックに岩本有叶がスタメンで今季初出場。

注目は、ルーキー中島咲友菜が今季初のベンチ入りを果たしました。

中島咲友菜は、昨年なでしこリーグ2部入替戦でレイア湘南を勝利に導く先制ゴールを放つ活躍を見せており、今後ボニータでは前線での活躍が期待される選手です。

ASハリマアルビオン

なんといっても元日本代表でハリマの象徴的存在のキャプテン千葉園子選手。2022年は14得点で得点王。2023年は年間3得点に留まりましたが、今季チームを波に乗せないためにも徹底的に抑えたいところでしたが・・・。

また、小野鈴香監督が体調不良のため、伊東琢峰コーチが監督代行を務めました。


塩澤優がリーグ戦通算100試合出場達成

今節のハリマ戦出場で塩澤優がリーグ戦通算100試合出場を達成しました。

昨年はボニータでただ一人全試合フル出場を達成。

今年はキャプテンに就任し、最後列で守り切るボニータに欠かせない選手。大きなケガも無くプレーし続けるのは本当に素晴らしいと思います。

おめでとうございます!!


山岸夢歩選手に出鼻をくじかれる

先日のアウェイ愛媛戦もそうだったのですが、ボニータは立ち上がりで先制される場合があるので課題ですね。

6分、中野里乃選手がスライディングでボールを奪い、阪中澪選手が回収。ボールを運んで大きなクロス。ボックス内で山岸夢歩選手が頭で合わせて、ボールは山なりの軌道を描いてそのままゴールへ。

GK髙橋美春も反応していましたが、シュートの瞬間に小さなジャンプをしたこともあって、山なりのボールにタイミング合わなかったのかもしれません。残念ながら防ぐことができませんでした。

その後はボニータが敵陣で攻める時間が多かったのですが、決め切ることができず0-1で前半を折り返します。


土屋佑津季と中島咲友菜がピッチへ

後半からは土屋佑津季中島咲友菜がピッチに入ります。

システムも左から山田優衣、塩澤優、岩本有叶の3バックに変更。

土屋佑津季の突破力にかけた本田監督。
また中島咲友菜は、なでしこリーグ1部デビュー戦。

57分、中島咲友菜がその期待に応えるプレーを見せます。ロングフィードに対し中島咲友菜と國生乃愛選手が競り合い、そのこぼれ球を土屋佑津季が回収。土屋佑津季は左側に走り込んでいた中島咲友菜にパス。森和奏選手が迫る中、中島咲友菜は滑り込んでシュート!これは惜しくもにゴール左側に外れました。

昨年高校生ながらなでしこリーグ2部を経験しているだけあって、スピード感のある堂々としたプレー。今後を期待させてくれます。

また、土屋佑津季も得意の突破力を発揮し59分、61分、66分とシュートを重ねます。

しかし、残念ながら決め切ることができません。

決定機を生み出し続けた土屋佑津季はスタートから見たかったですね。


千葉園子選手が追加点

決定機は作るものの、得点に繋がらないボニータ。

一方でハリマは少ないチャンスを狙いました。

70分、川又柚月選手がボールを受けて運び出すと同時に、左側から千葉園子選手が前に走り出します。川又柚月選手がパスをだした直後に、岩本有叶塩澤優の間から千葉園子選手が裏抜け。髙橋美春がボールに向かって行きましたが、交わされた後にシュート。岩本有叶と塩澤優もゴール前に走っていましたが間に合わず、無情にもボールはゴールへ。

次の得点が両チームにとって大きな一点となる展開だっただけに、痛かった。しかも絶対に抑えたかったハリマのエース千葉園子選手の得点。悔しいですね。

その後何とか1点でも返しておきたかったところでしたが、残念ながらこのまま試合は終了。ハリマに今季初勝利を献上する悔しい結果に終わってしまいました。


次節へ向けて

試合開始早々の山岸夢歩選手の先制点。
千葉園子選手の追加点。

このシチュエーションは、既視感がありました。

実は、昨年の第4節ホームゆめりあサッカー場でのハリマ戦。試合開始早々に山岸選手に先制点を奪われ、千葉園子選手に追加点を許しています。

特にエース千葉園子選手にはやらせたくなかったので悔しいですね。

今節を終えてボニータは10位、ハリマは最下位を脱出して11位。ボニータとハリマの勝ち点は2点差に迫られました。

なんとか勝ちたかった今節でしたが、中島咲友菜の期待させるプレーなど収穫もありました。また土屋佑津季が何度も決定機を作っていたため、何とか決め切って次節の勝利を掴みましょう

そして、BLUE GALLOPはじめ遠征された皆さんに感謝です。
本当にお疲れ様でした。

次節は、5月5日、ホームゆめりあサッカー場にてバニーズ 群馬FCホワイトスターを迎え撃ちます。

ホームの勝利で塩澤優キャプテンの100試合出場をお祝いしましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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