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【イベントレポ】Non-Binary Summer Night

みなさんこんにちは!はじめまして🌷
SOGI研メンバーの悠希と言います。

先日7/14(金)に行われた、「Non-Binary Summer Night」のレポートをしたいと思います☺️

今回のこの投稿が、私にとって人生初noteなので(知らんがな)上手くかけるか不安でいっぱいですが、温かい目で読んでいただけると嬉しいです🪽

"Non-Binary Summer Night"ってなんぞや??

「Non-Binary Summer Nightってなんだ??」と思った方もいるでしょう。なので、まずはその説明からさせてください!

Non-Binary Summer Night とは、7/14の「国際ノンバイナリーデー」にちなんで行われた、私たち金沢大学SOGIESC研究室主催の、ジェンダーや年齢、社会的ステータスなどのさまざまな枠組みを超えた交流やワークショップをメインとした、「ノンバイナリー」がテーマのパーティーです🌙

国際ノンバイナリーデーについては、以下のInstagramの投稿で説明しているので、良かったらご覧下さい☺️

本イベントは"どなたでも参加OK"なイベントであったため、開催するにあたり参加条件(SOGI研のSNS投稿やグラウンドルールの確認)を設けさせて頂きました。みんなが不快な思いをすることのないようなセーフスペースを作るためにね🤲🏻

すべての人々が1人の人間として尊重される、属性に囚われずにその人自身を見る、そんなノンバイナリー空間を作り、お菓子をつまみながら、当事者は連帯して自らの存在を祝福し、非当事者はノンバイナリーを知り、学び、感じて、その存在に目を向ける。そういったGorgeousなパーティが"Non-Binary Summer Night"です🌙

あっ!そうそう。ドレスコードも設けたんです!!
ノンバイナリーフラッグにちなんで、服装やメイクなどに黄や紫を入れてきてもらいました☺️(私は、紫のマスカラと、黄のトップス、そして紫と黄の両方を使ってフレンチネイルにしてみました🟪🟨)
参加者のみんなも、みんなそれぞれ個性が出ていてすごくかわいかったです!!とっても素敵でした🌟
こうやって、同じ色のものを身につけることで、視覚からも連帯感が生まれているような気がして、とても良かったです!!

具体的に何したん⁇

この日の幕開けは、ズバリ、前昼祭としてお昼休みに行われた”ノンバイナリースイカ割り”です🍉
スイカの縞模様を、社会を二分する線に見立ててぶちこわし、食ってやりましょう!!という趣旨です✌🏻

私は用事があり、割る瞬間には立ち会うことができなかったのですが(😭)、参加していたSOGI研メンバーの令と瑞季いわく、とっても楽しかったようです☺️ くぅぅ、参加したかった、、、
写真や動画を見せてもらったのですが、本当に楽しそうで、みんなの素敵な笑顔がたくさん咲いていました!! 普段のモヤモヤも少し発散することができたかな、、、?

豪快に割られたスイカとノンバイナリーフラッグ

そしてそして、お待ちかねの"Non-Binary Summer Night"本祭です🌙
まず最初に、"名前だけ"のほんっとうに簡単な自己紹介を行いました。「なんで名前だけなん??」って? 後で分かります☺️

そして次に、グループに分かれて「ノンバイナリーキャラクター紹介」を行いました。ノンバイナリーキャラクター紹介とは、性別や年齢、職業などの"属性"には一切触れずに、その人の内面的なところ(好きなもの、性格、大事にしていること、関心のあるもの、など、、、)に目を向けて、キャラクターを紹介してみよう!というものです。見た目の要素は1つまで、という条件もありました。要は、先入観なしにどれだけそのキャラクターを説明できる?というものです。練習問題として出された、ドラえもんの"のび太"では、「友達思い」「射撃とあやとりが得意」「お昼寝と漫画が好き」などの意見が出ました!! 「眼鏡をかけた小学五年生の男の子」と説明するよりも、のび太のことをグッと知れませんか??

そしてその後、ノンバイナリーキャラクター紹介での練習を生かして「ノンバイナリー自己紹介」を行いました。自分の好きなことや、大切にしていること、時間をかけていることや、夢など、たくさんのことを書き出して、もう一度自己紹介を行ってもらいました。こうして書き出してみることで、改めて「自分ってどんな人だっけ」と考えることができるし、自分の魅力も再発見することができたように思います!! 自分を知る上でも、相手を知る上でも、すごい素敵なことですよね🌟

唐突ですが、大学に入ってからの自己紹介を改めて振り返って見てください。出身地、学類、学年、所属している部活やサークルなどの、属性をメインとした自己紹介が多いのではないでしょうか。もちろん、こういった自己紹介も相手を知る上でとっても大事なことです。でも、知らず知らずのうちにその属性に先入観や偏見が入っていることもあるのではないでしょうか? そして知った気になっていることもあるのではないでしょうか?ここで伝えたいのは「もっとその人自身を知ろう」ということです。ノンバイナリー自己紹介なら、相手の内面的なところを沢山知ることができます。「ぼんやりするのが好き」「考えこみがち」「歩くのが好き」「朝の準備に時間をかける」「親切心を大切にしている」などの、属性に囚われない、自分自身がどんな人なのかを説明する自己紹介をした方が、相手がどんな人なのかを想像しやすいし、自分との共通点も見つけやすいと思いませんか?? 参加してくれた方々からも、ノンバイナリー自己紹介良いね👍🏻という声を頂けて、SOGI研メンバーもとても嬉しかったです😊この、ノンバイナリー自己紹介、広まって欲しいなぁ~~~~💭

その後は、テーマトークを行いました。「日常生活に潜む性別二元論的なこと」「それらに関してどんな改善ができるだろう」「誰もが心地よい空間とは」と、トークテーマを設けさせて頂きましたが、これらに限らず、グループごとに色々なお話ができたようです🗣️ 私自身も、普段感じるモヤモヤや、悩み事をここで共有できて少し気持ちがすっきりしました🪽

感想

最後に、イベントを通して私が感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。

私自身、SOGI研メンバーとしてイベント運営に携わるのが今回がはじめてだったので、多々いたらぬ点があったと思います😖 SOGI研メンバーのみんな、当日来てくださったみなさま、たくさん助けてくれて、暖かい雰囲気を作ってくださってありがとうございました😭

イベント終了後に書いていただいたコメントの中には、「改めて世の中はバイナリー要素が強いことに気がついた」「どんな存在であっても認められたらサイコー!!」「受け入れる心を大切にしたい」(1部抜粋)などと、気づきやこれからの社会への望みがたくさん見られました。(イベントに対しての感謝のお言葉や、またやって欲しいなどのお言葉もありました。ありがとうございます😭)

"Non-Binary Summer Night"なので、ノンバイナリーについての説明を、もっと最初にしっかりと重点を置いてした方が良かったというのが私の今回の反省点です。また、意識しなければならない点ももっと言及するべきでした。何気ない、悪気のない一言でも、それはあなたの目の前の人を排除しているかもしれないし、その言葉で傷ついている人がいるかもしれません。相手の呼んで欲しい名前で呼ぶ、口に出す前に1度自分の中で考えてみる、そういった相手を思いやること、相手を尊重することが大事なのだと思います。「しょうがないよね~~、今までこれが普通やったもん、今さらそんな意識しろって言われても、、、」と考えてはいませんか? いきなり全てを意識する、というのは難しいと思います。だからこそ、まずは小さなステップから、相手を思いやることから始めてみませんか?

今後も金沢大学SOGIESC研究室は、このようなイベントを開催していきたいと思っています☺️ 今回参加出来なかった方も、ぜひ次回は参加してみてください!! 日頃感じるモヤモヤを私たちとお話しましょう💭

そして、新しいメンバーも募集しています!! 興味のある方はぜひ、SOGI研 SNS(Instagram、Twitter)のDMに連絡をお願いします💌

ここまで読んでくださってありがとうございました☺️

終❕わ❕り❕

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