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癒し癒され Оちゃんとのひととき

いつだったか、書いたかもしれないけど私が好きな園児
そして、私のことを慕ってくれている園児のОちゃんのことを書いてみたいと思う

Оちゃんの顔を一目見た日から、あの日の次男が蘇ってきた。
そう。
次男のあの頃の園児時代の顔にそっくりのОちゃん。

一目会ったその日から私は彼のことを抱きしめた。

可愛い。可愛い・・と。。。

 担任の保育士にも昔のアルバムを探してスマホで写真を撮って次の勤務と時に見せたら

 「本当だ! Оちゃんとソックリ」と目を丸くして認めてくれたこともある
ほど・・・

 ことあるごとに私は彼がいるクラスに入ると彼の一挙手一投足に釘付けになった

 彼は、そんな私だから私のことをしたってくれるわけではないと思うのだけど、彼には、二歳年上の姉がいて、甘えん坊さん

 来年には年長さんになるのだけど、毎朝、大泣きして園に響き渡る声で
彼の登園を知らせるほど、朝の引き渡し時間、Оちゃんはいつまでも
泣いている。

 そんなしぐさも似ているのだ。
次男は、年少さんから園児でいた同じ保育園に今私は勤めているのだけど
次男の担任は、保育士初年度の若くて可愛い保育士だった。
 
 兄もいる次男だけど、その時ばかりは、多分、演技だと今でも私は思っているのだけど、車から降りて歩いて園に預ける瞬間まで平気なのに
保育士の顔を見た途端、泣き始める子だった。

 まだ二十歳そこそこの保育士は、そんな次男のことを赤ちゃんみたいに抱っこしてくれて、いつまでも抱きしめてあやしてくれていて、私は
その時からずっと「はじまった・・・」と思って園を後にしていた記憶

 そんな記憶もОちゃんの鳴き声でいつもまた蘇ってきて、私はОちゃんの涙をいつも疑ってしまうのだけど、本当にいつまでも泣き止まないОちゃんだ。

 まあ、彼の言い訳もしかり・・なんだけど・・それは、まだここでは
書かないでいたい。
 
 昨日は、自ら久しぶりに赤ちゃんクラスじゃないクラスに入らせてもらった。
 二歳から三歳のクラスだ。

 五時が過ぎると一斉に狭い園庭に出て保護者が迎えに来るまで待機する時間となる。

 私は昨日は、水色の帽子の園児のクラスを園庭で見守っていた・・

 でも、やっぱり来た

 Оちゃんだ。
いつも気づけば左手は、Оちゃんの手のひらで握りしめられていて
今でいう恋人つなぎをさせられていた。

 っていうか、Оちゃん。今日、先生は三歳児クラスの先生よ。
ごめん・・Оちゃんと遊べないよ。

 いつもこのセリフだけど決まってОちゃんもこう言う
「いや。離さない。ダメ」

 背中かから回って来て今度は映画「ゴースト」のラブシーンのように
背後からハグされて動けないオバチャン。。。。

 私だけではなくて、私がいない日もОちゃんは、必ず誰か一人の保育士を一人占めして、保護者が来るまで他の誰かと遊んで待っていない

 昨日もドキドキハラハラしながら、他の先生の目を気にしながらОちゃんに指や背中ごと持っていかれながら目だけは、水色帽子の子ども達のことを追ったり、スキあらばОちゃんから逃げていた私💦

 ありがとうね。
いつも。。。。

 家では、ニャンコたち。
そして、職場では、私を慕ってくれる園児の取り巻きが今、私の毎日を確実に支えてくれている。

 仕事ができないオバチャンで気も利かない私。
落とし物名人。
すぐに忘れるオバチャン

 なんか満たされるためだけに給料泥棒と思われていないのか、いつもハラハラドキドキの私だ。。。。

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