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【Day53 大切なのは、料理を楽しむこと】

こんばんは、ぬこです。
料理が苦手なことが最大のコンプレックスだったので、勇気を出してTwitterで告白したら、意外にもいいねをたくさんいただけて驚きました。

「苦手なんだけど、どうしたらいいのかなあ?」と周りの人に相談していればよかった…!

さて、書く習慣1ヶ月チャレンジ2周目にチャレンジ中です!
本日もお時間があれば、お付き合いいただけますと幸いです。

今日のお題:苦手なこと



不器用すぎて料理が嫌いに…

私は、料理が苦手です。
不器用すぎて綺麗な形にならなかったり、火加減がよくわからなかったりして失敗することが多かったので、だんだんと料理から遠ざかってしまいました。
もうね、失敗するたびに気持ちが滅入ってしまって。

ところが昨年、料理研究家・土井善晴先生のこちらの記事をたまたま読んだんです。

「えっ、美味しくなくてもいいの?」と驚きましたねえ。
さらに先生は「ええかげんでいい」ともおっしゃっていました。
料理は楽しむことが大事なのだ、とも。

先生の著書・『一汁一菜で良いという提案』という本も購入し、貪るように読みました。
そして、この文章にハッとさせられました。

私たちは生きている限り「食べる」ことから逃れられません。
離れることなく常に関わる「食べる」は、どう生きるのかという姿勢に直結し、人生の土台や背景となり、人の姿を明らかにします。
「食べることは生きること」と言われるのはそのためで、間違いなく「良く食べることは良く生きること」なのです。
土井善晴著『一汁一菜で良いという提案』p.50より引用



この一文を読んで、確かに私は生きることを疎かにしていたのではないかと思いました。
料理が苦手だからといって、食事も疎かになっていた部分があります。
仕事が忙しいときにはコンビニでおにぎりを1つ買ってきて、それを食べながら仕事をしていたりしました。
栄養バランスなんかは全く考えていませんでしたね。

この本を読んでいるうちに、それを土井先生に見透かされてしまったような気持ちになり、ちゃんと食と向き合わなければと思うようになりました。

形がいびつでも、美味しければいい

それまでは、料理本のように綺麗に作れないことが苦痛でした。
どうしてこんなに不器用なのか、泣きたくなるときもありました。
でも土井先生の言葉に励まされてからは、「究極的には、食べられればいい」と思うようになったんです。
綺麗に作るよう努力はしますが、できなくても、落ち込むことはないのだと。

綺麗に作れない、うまく作れないことを気にしすぎて、根本的に大事な「料理を楽しむ」ことを忘れてしまっているのは本末転倒ですよね。
そして、作り手が楽しんでいない料理がそもそも美味しいはずがないのだとも気付かされました。

仮に失敗したとしても、それも面白さのひとつ。
うまくできなかった時はどうしてできなかったのかを考え、実験をするように「次はこうしてみたらうまくいくのでは?」と発想を変えました。

調味料ひとつ、火加減ひとつで美味しくも不味くもなる怖さはありますが、逆に考えると、調味料ひとつ、火加減ひとつで新しい味を引き出せるかも知れないということ。
今までその視点はなかったので、もったいないことをしたなあと悔やんでいます笑

火加減苦手問題を解決するために

まずはネットで「火加減調整 苦手」と検索してみました。
すると、こちらの記事がヒットしました。

もう書いてあること全部に頷きまくって、首がもげそうになりました笑

ただ、我が家はIH。
火の見た目はよくわかりません。
なので、フライパンや鍋の様子をよく観察することにしました。

まずは弱火にして、しばらく様子を見る。
んーちょっと弱いかな?と思ったら、1つだけ段階をあげる。

そうすると、あまり失敗をしなくなりました。
この記事にある通り、私はずっとIHのタッチパネルを見ながら「中火って書いてるから、これくらいかなあ」と想像で火加減調整をしていて、素材をちゃんと見ていなかったから焦がしてしまっていたんですね。

不器用すぎてうまく切れない問題

1番のネックはこれでした。
子供の頃から不器用なので、いまさら器用な人間に生まれ変われるはずもありません。

そして私は開き直りました。

できないのならば道具を使えばいいのだ。
文明の発展をうまく利用しないでどうする

…と。


道具がやたら増える問題はありますが、使えるものは使った方がいいと思います。
キャベツの千切りがうまくできなくて半泣きになるくらいなら、使った方がマシ。時短にもなる。

また、自分用にと思って買った玉ねぎカッターは、母も愛用する様になりました。
あっという間にみじん切りができてしまう優れもの。
泣きながら玉ねぎを切る必要がないって素晴らしい。
ストレスなく、楽しく料理ができるならそっちの方が断然いいんですよ(と開き直ってみる)

料理はマジック!楽しむことがいちばん大切


そして、フォロワーのおったろうさんのブログに出会ったことも大きかったなーと思います。
いつも楽しそうに料理をしていらっしゃるんですよね。


特に最近更新されていたこちらの記事の、大迫力ハンバーガー!!
これは、夏休みの思い出になるだろうなー、楽しそうだなーと思いながら、微笑ましく拝読。
改めて、「料理は楽しむもの!」と思い出させてくれた、素敵な記事でした。


本日は、私の苦手なことについて書いてみました。
相変わらず料理が苦手なことに変わりはないのですが、以前よりも気楽に台所に立てるようになった気がします。

ご飯を作ること。
ご飯を食べること。
そして、私たちの命がつながっていること。
改めて感謝をしながら、料理を楽しんでいけたらいいなーと思うのでした。

本日も、ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
毎日スキをつけていただいたり、新たにフォローいただいたり。
とても嬉しいです!
明日も更新予定ですので、もしお時間がございましたら、お付き合いいただけますと幸いです。

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