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身体を動かすって楽しいと思えますように。


郁です。
朝から、風がうなるように吹いています。
みなさまの地域は大丈夫でしょうか。
私の住む宮崎では、風が強く、たまに雪のようなものがはらはらと舞っています。さむい。

さて、先日こんなツイートをしました。



不器用すぎる私



発達性協調運動障害により、ザ•不器用の名を欲しいままにしてきた私。

この発達性協調運動障害ってなんじゃらほいの方がほとんどだと思いますので、私の例でいきますと、

・ボタンをはめられない、ジッパーの上げ下げがめちゃくちゃ下手
・キャッチボールが出来ない

・目でボールの行方を追いながら動き、ボールを受け取るという難易度の高い作業が難しい
・靴紐を結ぶのがマジで下手(すぐほどける)
・姿勢が崩れやすい
・階段を降りるのが苦手、エスカレーターもタイミング図るのが苦手
・はさみの使い方、包丁の使い方などが下手

という感じです。

私の日頃の動作を見ていただいたら、多分「不器用を通り越してる」と思われるはず笑

しかしこれは、何もふざけているわけではありません。

発達性協調運動障害(DCD)の頻度は6~10%と高く、注意欠如・多動性障害(AD/HD)の約30~50%、限局性学習障害(LD)の子どもの約50%に見られ、自閉症スペクトラム障害(ASD)と併存することも多くあると言われています。

個々の身体機能にはなんら問題がないにもかかわらず、脳が運動をコーディネートできない障害といわれ、人が当たり前にできていることが、私たちにとってはものすごい努力で成り立っていたりします。

◼︎寝返りの打てない赤ちゃんだった私

そもそも私、赤ちゃんのときからちょっと不思議な子でした。

寝返りをしない、ハイハイができない、ミルクをあまり飲まない、歩くのが遅い、喋るのも遅い

と、いう具合。

乳幼児検診では、肢体不自由ではないかと言われたこともあったらしいですが、手足は異常がなく、特にその後は何も言われなかったそう。

ちなみに母からは、「離乳食もあんまり食べないから...大変だったんですけど...」と言われました。本当にすいませんでした!!!

赤ちゃんのときからこんな感じだったので、成長するとうまくお着替えができずに癇癪を起こしてしまったり、体育の時間が嫌いになってしまったりもありました。

◼︎大人になって、運動の楽しさに気づく

しかし、宅トレをやるようになってから、運動が大好きになりました。

今でも、卓球やらせたら球がどこに飛んでくかわからないし、サッカーだって下手だし、キャッチボールは続かないし、跳び箱は飛べないけど。
でも宅トレなら誰も見てないから、自分の好きなように動ける笑

そして、画面越しではあるけど、一体感が味わえるのがいい。
黙々と、淡々とやりながらも、孤独じゃないと味わえるのがいいなあ。

まあ不器用なので、最初は素早いジャブ、アッパーからのジャンピングキックのコンボとかが来ると混乱してついていけなかったりはするけど、回数を重ねればいいし、これは無理だな、と思ったら自分の得意な動きに置き換えればいい。
誰かに見せるためじゃないし。

◼︎いろいろ便利なグッズだってある

文明の利器というのはありがたいもので、私のような超絶不器用な生き物でも、まあそれなりに生きていけるような道具がある。
開発してくださる方には本当に頭が上がらない。 

結ばない靴紐。
靴紐がいちいちほどけてイライラすることがなくなった。
これを開発してくださった方は神様だと思う笑

力を入れなくても切れるハサミ。
さくさく切れるので、使い心地はすごくよいです。

あとこんなのもあるみたいです。
コンパスはもう使いませんが、口コミ見てると良さそう。


文具を調べていたら、ついでに見つけたのがこれ。
良さげですね。思わず私もポチりました。

おわりに

「苦手!」「できない!」が積み上がっていくと、どうしても運動など苦手なことから遠ざかってしまいがちで、私も宅トレやランニングに目覚めるまでは運動なんて大嫌いでした。

なんというか…できる、できないだけでなくて、体を動かすって楽しいよ、と教えてくれる人が身近にいてくれたらいいのかなあなんて思ったり。







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