心的外傷後ストレス障害

双極性障害から診断名が変わって5ヶ月が経った。
約10年間双極性障害だと思って過ごしてきた。
それだけ言えなかった。
フラッシュバックが起きてることも思い出したことがきっかけで暴れ回っちゃうことも何も言えなかった。

思い出すきっかけさえも話したくなかった。
誰かの記憶に残るのは嫌だったし、何より「被害にあった人」という目で見られることが嫌だった。

それでも話さなければ治療が進まない。
症状だけがどんどんひどくなっていって、少しの物音にびっくりして泣きわめいたり、人に八つ当たりすることも増えてきた。
さすがに話さずに過ごす訳にはいかなくなった。

いずれ向き合わないといけない。
わかってたはずなのに言うのにすごく勇気がいった。先生には話せず事業所の職員さんに話して病院の先生に伝えてもらった。

そこで男性の先生から女性の先生にかわった。
向き合うことで乗り越えていける。
元々知ってる先生で話しやすくてやっと全部伝えれた。

まだ症状は落ち着かないし長い闘いになると思う。でも乗り越えていきたい。
信頼出来る先生と一緒に乗り越えていきたい。

10年間隠してきたことを一気に治すことは出来ないけど、時間をかけて乗り越えていきたい。

今の症状はフラッシュバック、不安、希死念慮など色々ある。
フラッシュバックして自分を傷つけてしまうこともある。

「傷つけないで欲しい。もう傷つけて欲しくない。大切にして欲しい。もう傷つかないでいい。」先生が言葉にして伝えてくれるから、私もそれにこたえたいと思う。

まだまだ長くかかるかもしれないけど自分を大切にできるようになる日まで頑張りたい。

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