<香港の次は日本に備える③>在香港日系企業のHSBC口座、民主派と接点(の嫌疑)で即凍結→お手上げ。理屈は通用しない。

<香港上海銀行(HSBC)の、香港民主派の銀行口座が凍結>

UK vows to stand up for people of Hong Kong as HSBC under fire

画像1

いよいよ伝家の宝刀の登場だ。
じきに企業もやられるだろう。
自由や民主主義云々の前に、意に沿わない場合はカネを抑える。

イデオロギー云々の前にカネを抑える。
そういう「フリ」をするだけでも、じゅうぶん圧力になる。
圧力をちらつかせ「今は凍結されていないだろ? それはオレのおかげだ」と囁けば、たいていの相手は言いなりだ。

ちなみに、凍結するまでの時間稼ぎをしてくれる悪党もいる。
(もちろん手数料をとる)
ようは理屈は通用しない。

外国資本の日本の土地取得関連法は30年変わっていないらしい。
法律も理屈のうち。心から頑張って欲しいと願うが、あまり期待できない。
1つ理屈を(議員立法等で)作れは、100の策を練られるだけ。
100の策を練ってくれる理屈っぽい奴は、まだマシだ。
中国本土でのやり口を思い出すかぎり、策を練っているあいだ、主導権が掌中にないことさえも勘弁ならない連中ばかりだった。
そもそも1万円盗んで逃亡した泥棒を、100万円かけて捕まえていたら、最後は泥棒の数と、警察の数の競争になる。

ここはひとまず、かなりアヤフヤな、解釈次第で100%自国有利になる法律を作れば、カネの出入りは抑えられる。
(もちろん解釈するのは、自国の裁判所)
「あなたは泥棒の友達かもしれないので、ひとまず2週間凍結しますね」
まずは、これだけで、中国本土でのやり口を熟知する連中には、じゅうぶん圧力になる。

ちょっと理屈を加えて、綺麗に見せたいなら、「疑いが晴れたら、凍結は解除されるでしょう」と添えればよい。
(もちろん凍結するのは、自国の裁判所)
これがホーム戦というもの。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?