Appleのプロモーションビデオについて

今日は「Appleのプロモーションビデオについて」というテーマの文章を書きたいと思います。

昨日はAppleの新製品発表会がありました。

私は、Apple信者ではありませんが、iPhoneと MacBookProを持っており、Apple製品は好きです。

今回のiPadPro、M4というテキストや画像を生成するAIを搭載した半導体を使っており、かなり力を入れている製品だと思われます。

AppleのiPad Proのプロモーションがネットで大炎上しているので、今日はそのことについて書きます。

これ、人によって感じ方が大きく異なるでしょうから、一度、映像を見てみるといいと思います。

まず、プロモーションビデオですが、楽器やカメラ、本、人形などが押し潰されて粉々になります。そして、そこに新型iPadProが誕生するというつくりになってます。

まぁ、クリエイティブとも取れるし、モノや道具、クリエイターに対する愛がないという見方も出来ると思います。

おそらく、Appleとしては、 iPad Proにはそれらのものが全て詰まってます。このデバイスひとつに全て収まってますということをインパクトのある映像とともに伝えたかったのだと思います。

別に楽器や本などに愛がなくて、しかも、無くなってしまえばいい、なんてことは微塵も考えてないでしょう。

イノベーションって、これまでの常識や慣習を「破壊する」ことに他ならないわけで、それをイメージとして伝えたくて、あの映像コンテンツに行き着いたんじゃないかなぁと思います。

あの映像に嫌悪感を抱いたからと言って、Apple製品を買わなくなるなんて人はあまりいないでしょう。居てもごく僅かだと思います。Appleはそんな顧客を相手にしてないでしょう。

炎上マーケティングといえばそれまでですが、世の中に賛否をまくことってマーケティングとしてはとても大事な視点であって、今回のプロモーションビデオはそれを革新的にやってるな、という気がします。

それと、「薄い」「機能的」「コンパクト」という部分をあの短い映像で表現できたのは素晴らしいと思います。

ですが、嫌悪感を抱かせてしまうような映像というのはマイナスなので、誰かが言ってましたが、あの映像を反対に流せば良かったんです。

つまり、最初にiPadProを誕生させて、次々とモノを復活させていく。
そうすると、誰もが気持ちよく、カッコいい映像になったんじゃないかなぁと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?