宇宙に命はあるのか?

今日は「宇宙に命はあるのか?」というテーマの文章を書きたいと思います。

いま、小野雅裕さんが書かれた、この本を読んでます。

宇宙は広大で、未知なことばかりではありますが、すごく興味のある分野なので、こういった宇宙分野のわかりやすく書かれた本はとても参考になるし、ありがたい。

まだ途中までしか読んでおりませんが、特に印象深く、おもしろいなぁと思ったのは、フォン・ブラウンという男の生き様です。

フォン・ブラウンとは、宇宙にロマンを抱き、そこに向かうためのロケット開発を主導したドイツ人です。

ときは世界大戦中、ヒトラー率いるナチスドイツは世界中の国々と戦争をしているさなか、ロケットミサイルで戦争に勝つという意欲に駆られます。
そんな時に、フォンブラウンがつくったサターンVというロケットに目を付け、それを戦争に活かそうと画策します。

で、フォンブラウンとしても、ロケット開発資金が欲しかった。そこで、ナチスに協力する形でなんとかロケット開発資金を手に入れます。

つまり、夢の実現のために、仕方なくナチスの仕事を請け負ったということですね。

そして、そのような形で宇宙へのロマンを具現化するべく、まずはマネーをゲットした訳です。

夢の実現には、マネーと自由がとても大切です。

その辺りのフォン・ブラウンのビジネスマン的な才覚と大胆な行動力は素晴らしいものがあり、そして、とても魅力的です。

戦争真っ只中でも、夢を諦めなかったわけですね。無論、戦争で人々が夢や希望を失っていたからこそ、そんな世界をより良い方向に導くために、率先してロケット開発、宇宙開発を推し進めようと奮闘していたのかもしれません。

すっごくロマン溢れる人なんだろうなぁと思いました。

この人の人生を映画化したら面白いんじゃないかなぁと思いました。

まだ途中までしか読んでませんが、宇宙の話ってすごくおもしろい。

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