要 小飴

遊気舎所属 、役者。 (アイコン撮影:中村彩乃 (安住の地/飛び道具))

要 小飴

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  • C.A.m 〜Co.AME.mode〜

    要小飴が毎日更新する、日々の記録。

  • ふ純喫茶/うるしの沼

    • 34本

    7/29〜31 大阪市内のカフェにて上演予定。 チケット販売は6月上旬で考えています。 出演者各位の日記とか稽古場の様子とかお届けします。

最近の記事

【4-0528】5年くらい遅れる

いわゆる、アラサーといわれる年齢であった頃、私はずっと25歳くらいの感覚でいた。31歳までは確実にその感覚があって、その頃からどのように意識が流れついたのかは定かでないのだけれど、ミドサーになった私は、「25歳というとさすがにそれは違うな」という心境の変化があって、今は30歳くらいの感覚を持っている。どうやら、実年齢からは5年くらい遅れる傾向があるようだ。 この、実年齢と少し離れた「〇〇歳くらい」という感覚は、みんなも持ち合わせているのだろうか。知り合いがそういう話をしてい

    • 【4-0527】雨に備える

      雨だ。気がつけば5月ももう終わり。雨の季節が近づいて来ている。 主担になってから、天気予報を見るようになった。これまでは指示に従うのみだったが、保育の流れや活動を考え決める立場になって、空の顔色を伺うことが多くなった。どんなに計画を立てていたって、雨が降れば変更せざるをえないこともある。プランB、プランCを用意しておくか、あるいはその場で捻り出せるようにならなければ。 それとは別に、昔より雨に備える心づもりが出来ている気がする。私が大人になったなと思うところだ。いつも晴雨

      • 【4-0526】伝わってしまう

        気持ちって、わりと伝わってしまうんだなと最近思う。無邪気な子どもたちと一緒にいると特にそう思う。私の気持ちが空気感染するみたいに伝わってしまっている。 気持ちというのは、それがどんなに優しい気持ちでも、一方的なものだから、伝わるのが気持ちだけだと時には相手を困らせてしまう。その伝わった気持ちがもしマイナスな気持ちだったら、相手はより一層困るだろう。どうしたらいいのかわからないから。相手が大人だろうが、子どもだろうが、「どうしたらいいかわからない」状況を生み出してしまうことは

        • 【4-0525】眠すぎる朝

          昨日のnoteをXに共有して、ポストのボタンを押したと同時に気を失ったと言っても過言でない。22時過ぎのことだ。それから、3時過ぎに一度目が覚めてトイレに行って、そこから6時50分まで寝た。 時間的には十分寝ているはずなのだけれど、全くすっかりしていないのはなぜなんだろう。今このnoteの編集画面を見つめている瞼の重さと、昨日のnoteを書いている最中の瞼の重さがほぼ同じなのだけれど。 そして、ここ最近、だいたいほぼ毎日3時過ぎにトイレに行っている。その時刻になるとぱちっ

        【4-0528】5年くらい遅れる

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        記事

          【4-0524】眠すぎる

          一週間の蓄積だろうか、今とてつもなく眠たい。 ただ疲れが溜まっているというよりは、脳が考えることを拒否しているような気がする。これ以上何も考えたくない。敵前逃亡は出来ないが、気を失って機能的に考えられなくなってしまえばメンツは保たれる、みたいなそんな気配。 でも、明日も出勤だし、仕事以外でもやることあるし、今夜の眠さは今夜中にどうにかしなければならない。考え事は明日の私への宿題にして、今日は脳の司令に従って、寝ようと思う。明日も考えることは絶えることはないのだから。

          【4-0524】眠すぎる

          【4-0523】愛の伝え方

          大人になればなるほど、愛の伝え方の難易度が上がる気がする。言葉、行動、色々な選択肢があって、そこに恐れや緊張、自意識なんかも加わって、どうやったら伝えられるんだろうと迷宮入りしてしまうこともある。 そんなとき、子どもたちはいともたやすく、まっすぐな愛を伝えてくれる。それはまず、朝一の笑顔だ。顔を見たときに、ぱっと明るくなる表情。私が来たことで嬉しそうな顔をする。そんなに素直に喜ばれたら、私は照れてしまう。そして、ストレートな「好き」と言う言葉も。本当に軽やかな愛情。 そこ

          【4-0523】愛の伝え方

          【4-0522】いつもありがとうございます

          通知がきていて、 noteにいただいたスキの数が5000を超えたらしい。 これまでに書いた1472本のnote、それぞれにいただいているスキが積み重なって、5000以上。 毎日書いているこれが読んでもらえていることがまず奇跡的だ。もっと有益な、情報として得るものがあるものを書ければいいのだけれど、等身大の私の、ひとりごとみたいな文章を読んでくれる人がいるなんて、ありがたいことだ。 舞台の上に立つ人としても、子どもの前にしゃがむ人としても、それが面白おかしくなくてもいい

          【4-0522】いつもありがとうございます

          【4-0521】ほっと一息

          一つ一つのことが終わったタイミングで、ほっと一息つく。当たり前のことのようで意外とできない。 大抵の場合、次のタスクがもう向こうに見えてしまっているからだ。だから、終わる前から「これが終わったらあれがあって、それから……」と考えてしまう。 日常や仕事なんて、常にそんなものだ。余談だが、私の場合、もう一つのフィールドとして演劇があって、演劇の本番というのは日常とはまたちがう山場感がある。やっている最中は、終わったあとの次の山はあまり目に入らないが、逆にあまりにも次を意識しな

          【4-0521】ほっと一息

          【4-0520】ひじを見つける

          この前、抱っこした子が私の肘を触った。肘に寄る余った皮の部分をフワフワと。触られたときはくすぐったさもあるし、子どもは気になると執拗に触るので、その執拗さが面白くなって笑ってしまった。 子どもといるときには、頭と目と耳と、強いて言えば身体の前面にしか意識がいかない感じがある。ので、肘みたいな部位に子どもが注目すると、それによって私の意識もそこへ向かわされる。以前には二の腕の話を書いた。 相変わらず、二の腕はたぷたぷしている。 そうやって、子どもが私の身体に触れることで、

          【4-0520】ひじを見つける

          【4-0519】びっくりするほど寝る

          今週は今日しか休みがなかったのだけれど、気圧のせいかベッドから起きられず。それに甘んじて、驚くほど寝た。 一時間くらい寝ると、ふっと目が覚める。そして、スマホをちょっと触ったりして、そうしているうちに疲れて、また目を閉じる。それを何度も何度も繰り返した。 本当に何度も繰り返したのに、もう眠れないというところにはまだ行き着いていないようで、今も目を瞑って30数えるうちには寝てしまうだろうと思う。 人に眠りの世界があって良かったなぁと思う。人が色んな傷や疲れを癒すのが、ゲー

          【4-0519】びっくりするほど寝る

          【4-0518】嫌味で出来ているかもしれない私

          何かあったときに、感情を抑えて冷静に話そうとすると、嫌味に溢れてしまうのをどうにかしたい。私の芯は嫌味で出来ているのかもしれない、とすら思う。 別に嫌味を言いたいわけじゃない。なのに、怒鳴ったり、泣いたりしないで話そうとするとそうなってしまう。嫌味に溢れた言葉を発して、自分がすっきりするならまだしも、嫌味が耳の奥に蓄積して腐るのでタチが悪い。冷静にやさしく言葉を出そうとしたときに、もっと素直になれればいいのにね。

          【4-0518】嫌味で出来ているかもしれない私

          【4-0517】停滞

          現状をよいと思えない時には、何かを変えないといけないのだと思うのだけれど、変えるべき点や方向性というのがわからないという事態が、よく発生する。今まで生きてきて、よく見聞きしてきた気がする。 そのうちに、現状に摩耗して、頭が働かなくなる。つまり、慣れてしまうということだ。「うまくいっていない」に慣れてしまう。 そういうときに、意識が自分のほうに向きすぎると、「しんどい」だけになってしまって、事態が停滞する。変えるべき点や方向性は、その意識の向きでは見つからない。 今その瀬

          【4-0517】停滞

          【4-0516】まず眠る

          要領が悪いな、と自身にいつも思う。1日が24時間しかないことを嘆いている場合ではないのだ。その時間の中でタスクをいくつこなすか。それが大事だし、現状それが一番の弱点だ。 ただ、弱点だという思考が巡っているということは、私は今肉体の疲労に脳が蝕まれているということだろう。 だから、まず眠ることを優先しなければ、とここまで書いて寝落ちてしまった。本当に顕著でびっくりする。 一つうまくいかないと、ドミノ倒しのようにうまくいかなくなるのも、やっぱり身体の元気が足りないのだろう。

          【4-0516】まず眠る

          【4-0515】ホームのこと

          先日、遊気舎の集まりがあった。いつも、遊気舎の公演は怒涛の勢いで進んでいくのだが、次回公演については、かなりゆっくり、一つずつの工程を丁寧に進めていく方針。その中で、劇団としての気付きがたくさんあればいいなと思っている。 全員ではないながらも集合するのが結構久しぶりで、単純に嬉しい気持ちになった。そして、その一方で、先輩方に客演の予定がそれぞれあって、私は次の出演予定がないことに少しだけしょんぼりしてしまう気持ちも。スケジュールと私の気持ちの余裕の問題で、お誘いいただいてお

          【4-0515】ホームのこと

          【4-0514】終わりが肝心

          最近、とあることがあって、「終わりが肝心」ということが骨身にしみた。終わり方が一番大事なのだ。 どんなことにも色んな見方があって当然だと思うのだけれど、終わり間際に悲しいことがあると、それまでどんなに楽しく過ごしていても、全部が嫌な思い出に書き換わってしまう。書き換わったものは、再度書き換えることは難しい。だって、もう終わったことだから。全てが嫌な思い出になってしまうと、それはもう払拭出来ない。その思い出が色褪せるまで待つか、別の新しい記憶を生み出すしかない。 だから、ど

          【4-0514】終わりが肝心

          【4-0513】他人が嫌がることはしない

          私も、軽々しく「お友達が嫌がることはしない」と言ってしまいがちなのだけれど。「他人が嫌がることはしない」というのは存外難しいものだ。 なぜならば、本当にその人が嫌がっていることというのは、はっきりと目には見えにくいからだ。子どものように、泣いたり怒ったりするものでも、それが100%そのままの表出とは限らない。大人になると余計にだ。だから言葉や態度に表してくれる人は実は親切なのだと言ってもいい。反対に自分自身も、思ってもみないことで意外なほど傷ついたりするものだ。 だから、

          【4-0513】他人が嫌がることはしない