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グアム政府観光局 × 島川ゼミ × ベルトラポストコロナのグアムを体感してきた!

2024年3月28日~31日の4日間、島川ゼミの有志4名でグアムに行ってきました。今回のグアム旅行は、グアム政府観光局とオプショナルツアーをオンラインで商品化しているベルトラの協力で実施しました。海外旅行ができなかったコロナ禍が終わり、今のグアムはどうなっているのか、そして、大学生たちはどのような観光素材に関心を抱くのか、調べてきました。なお、参加者4名のうち、グアム初訪問が3名、初海外旅行が1名でした。

(1日目)3月28日
・成田空港では、学生たちも慣れない出国手続き等で国内旅行との違いを実感していました。また子どものときに海外旅行に行ったっきり、久しぶりの海外旅行となった学生は、出国手続きの自動化に驚嘆していました。
・ユナイテッド航空での移動で、機内食はチキンカレーで、予想以上においしいので喜んでいました。(往路で喜んだため、復路はちょっと期待外れとなってしまったようでした。)

・宿泊先は、レオパレスリゾート。英語ドライバーの送迎車では、台湾人の若い女性のドライバーで、学生たちも年代が近く、親しみを持って接していました。最初から日本語が通じない環境に突入したことで、逆に興奮冷めやらぬ雰囲気でした。
・私たちの部屋はクエストタワーのスタンダードルームで、学生たちはコネクティングルームにしてもらったことで、互いの部屋を行き来しながら楽しく滞在していました。
また、レオパレスの営業担当の高野さんが、ホテルインスペクションを実施してくださり、学生たちもスイートルームやクラブラウンジを見学して、普段では見られない客室のファシリティの違いにも感動していました。

(2日目)3月29日
・この日は24時間レンタカーを借りて、グアム島内を観光しました。
●恋人岬
まずは定番を見ないと始まらないので、恋人岬を訪問しました。当初は入場料の3$の支払いを高いと感じる学生もいましたが、実際に断崖からの絶壁を見ることで、入場料以上の価値があるものだと判断できたら、急に満足度が高まりました。恋人岬に伝わる伝説を話すことにより、単なる絶景ポイントである以上に、グアムの歴史にも関心を抱くきっかけとなりました。
最近の若者は、インスタ映えとかフォトジェニックといった見た目だけで判断しているように思われていますが、だからこそ、逆にこのような伝説が有効に作用すると思います。
グアムがスペイン統治下にあったことも知らないで来た学生もいましたので、恋人岬でその背景を伝えるのは大変有効であると実感しました。

●リティディアン岬
グアム島北端のリティディアン岬を訪問しました。ここではタモン湾のように観光客でごった返しているビーチとは違って、地元の人と観光客がともに海洋資源の保全を意識しながら楽しんでいる様子が感じられました。

●昼食:Jeff's Pirates Cove
昼食は、地元住民もよく利用するJeff's Pirates Coveでハンバーガーを食しました。日本と比較して決して安くはないけれど、チップがいらないこと、水は無料でもらえることに学生は喜んでいました。

●タロフォフォ滝と横井ケーブ
タロフォフォ滝と横井ケーブも訪問しました。学生たちは横井庄一さんの存在自体をも知りませんでしたが、グアムでは横井さんは英雄として崇められているということに驚いていました。

●ショッピング
Kマートとマイクロネシアモールで買い物をしました。
円安の影響でお値打ちではなかったが、それでもKマートでマカダミアナッツチョコのセット売りとかをリーズナブルな価格で買えて喜んでいました。

(3日目)3月30日
・この日は、学生たちはベルトラ経由で、フィッシュアイマリンパーク社企画の「フィッシュアイとココナッツ体験」というオプショナルツアーを楽しみました。学生たちはオプショナルツアーを旅行に取り入れた経験がなく、このようなサービスがあることを初めて知ったようでした。
・施設に到着時に、ウクレレの演奏で出迎えてくれたことを学生たちはたいそう喜んでいました。楽器の演奏でお迎えなんて、若いころから旅慣れた大人からしたらベタ過ぎるなと思いそうなものですが、こういうのが学生の心に刺さるということが新鮮でした。ベタだなと思っても、最近の学生は海外旅行の経験が少ないため、案外定番と言われるもの、ベタだと言われるものの価値を再度見直しておいたほうがいいように思いました。
・ココナッツ体験のあとの海中展望塔見学に関しても、グアムの綺麗なエメラルドグリーンの海の上の橋を歩きながら展望塔まで移動で写真映えするスポットで何枚も写真を撮っていました。

・一方、私は、USエクスプロアー&スタディー社企画、ケン芳賀氏ガイドによるグアムの戦跡観光に参加しました。観光は「国の光を観る」という中国古典の一節にその語源がありますが、光があれば影もある。その影の側面も直視し、悲しみを共有したり、その当時に思いをはせたりするのも観光だと思って、そのような研究もしています。どんどん風化していく戦争の痕跡を自分の足で探索し、ツアー化した芳賀氏の使命感が痛いほど伝わり、これは必ず後世に残さないといけない観光素材であると実感しました。・当初は、学生たちはあまりこういった戦跡観光は関心を示さないかなと思い、学生たちには自分たちが参加したいツアーを彼女たちに選ばせて参加させたのですが、お互いのツアーから帰ってきて、それぞれのツアー内容の話をしたら、学生たちも大変興味を持ち、次にグアムを訪問するときは是非戦跡観光をしてみたいということを言っていたのが意外でした。

さいごに
・グアムのチャモロ人たちで観光産業に従事する人々が日本語を話せることに関して驚嘆していました。現在の学生たちはかつてよりも英語が堪能になったとはいえ、それでも日本語での対応には喜んでいました。私がいいなと思ったのは、日本語が通じたことをただ喜んでいただけでなく、将来観光に従事したいと考えている学生にとって、お客様と会話できる共通言語は必要だなと実感したことです。また新学期が始まります。これを機会に、また勉強も頑張って欲しいと思います。よく遊び、よく学べ、島川ゼミ生。


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