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定年間近の模索


はじめまして!
イケオジJIROさんからバトン受け取りました ”じぃ” こと定年間近のサラリーマンです。
まだ ”じぃ” のつもりはないのですが、鏡に映る顔・姿には明らかな変化が。。。
それでも気持ちは若く、この先違う仕事もしてみたい、転職できるかな? などと模索中です。

おじさんLCC” に参加させていただいたきっかけは、野口雄志さんの「皆が人生の黄金期を目指して~人生100年時代の生き方のヒント~」というオンラインセミナーの司会を美冬さんがやっておられた関係で興味を持ったことからです。
そもそも、自身のこれまでを振り返ることや、これからを計画することなどなかったので、とても良い機会となっています。
先輩のおじさん、若手のおじさん方の生き方にも刺激を受け、いよいよ楽しくなってきているところです。

今回  ”はじめまして”  ですので私 ”じぃ” のサラリーマンとしての模索を紹介させていただきます。
自分の意志、会社の不振など理由はいくつかありますが、転職3回と試行錯誤してきました。定年が近くなり、これから先もいろいろ模索していくことになりそうです。

1.これまでの模索

(1)就職(1986年入社)
理系の大学で当時人気の会社は、日本IBM、富士通、NECなどでした。成績の良い学生は、教授の推薦を受けてそういった会社に就職していきました。
一方、出来の悪い学生は、大学の世話になれず、自分たちで好きに探してくるような格好でした。
私は後者のグループで、自力で探しましたが、メーカーはどうやら勤務地が郊外や地方。一方、金融機関の勤務場所は都会が多いことに気づき、某都銀のシステ厶関係子会社に就職しました。
勤務地は渋谷の青山側。学生時代より楽しく、景気も良く、とても良い時間を過ごせました。プライベートについては。。。

(2)すぐ転職(1988年)
学生の頃は知らなかった、親会社である銀行と子会社であるシステム開発会社の関係。下請け的な仕事ばかりで、銀行のシステムの全貌を知る機会もなく、部品であるプログラムをひたすら作る仕事。気持ちが離れました。
そのような理由で、都銀下位行ですが銀行本体へ転職。銀行システムの根幹を任され、モチベーションを高く持つことができました。
銀行がまだ護送船団と呼ばれ安定していた時期。人生安泰と安心しきっていました。

(3)公的資金注入(2003年)
バブル崩壊後、金融機関の破綻や合併が続く中、ついに自分のいる銀行も、多額の不良債権を処理できず、公的資金注入が決まりました。
ボーナスはゼロになりました。年収は4割減になると言われ、たまらず転職活動。

(4)電話会社に転職(2003年)
当時40代になっていたので、転職活動は大苦戦。履歴書を送っても、ことごとくお断りの返事ばかり。面接くらいは呼んで欲しいと、めげずにエントリーを続けていたらヒット。
この電話会社は、新しくできる銀行のシステム開発を受注していて、銀行のシステム経験者が欲しかったようです。
転職活動は「忍耐」と「タイミング」なんだと学びました。

(5)3度目の転職(2007年)
電話会社で担当していたお客さまである銀行が経営不振となり、モチベーションも下がっていました。また年俸制の契約社員の立場でしたので将来不安もありました。そんなところで、たまたま、今の職場が中途採用していることをwebで発見。
こちらは、いわゆる国の機関でしたが民営化することが決まっていて、その対応のために人材募集していました。
ここでもやはり「タイミング」なんだなと感じたところです。
会社はこれまで転々としましたが、仕事の内容は、ずっと "銀行のシステム開発" 。 "転職" でなく  "転社" だったように思います。

2.ここ数年の模索

(1)東京しごとセンターの無料セミナー
職場で定年退職する人、高齢再雇用を選ぶ人、いろんな人が気になり始め、高齢でどんな仕事があるのかと、とりあえず行ってみました。そして50代の人向けの無料セミナーに参加。
予想通り、採用があるのは、介護、マンション管理、警備などらしく、どちらかというと希望しない仕事。ちょっと厳しそうな現実を知りました。
セミナーの中ではグループ討議もありました。一人はドローンを使った仕事をされようと、操作を習っているところでした。もう一人はまだ具体化していませんでしたが、喫茶店を開きたいと。
そうか! 起業ってのもあるかとひらめき。。。

(2)横浜市中小企業支援センターの無料セミナー
定年後は起業という方法もあるということで、横浜市中小企業支援センターの中高年向け起業セミナーに参加してみました。
参加者各自がそれぞれ起業してみたいと思っている事業で、実際に事業計画書を作ってみるといった内容で、なかなか難しいものでした。とにかく本当に客ができるのか、まったく想像つきませんでした。
同じグループの中に、40代くらいの女性がいらしたのですが、その方は高齢者向けの食堂と弁当販売を考えられていて、既に物件も決めていらっしゃいました。一人暮らしのご高齢の方をサポートしたいという思いでの起業で、素晴らしいと感じました。
起業するためには "思い" が大事なんだろうなと感じます。

(3)資格取得
どうやら自分に起業は難しそうだということを感じ、とりあえず雇われて働くとすると何がいいかと考えました。
せっかくなので、いままでとまったく違う仕事ということで、保育士と電気工事士の資格を取りました。保育士の受験者はわりと中高年が多く、うち男性の比率は1割くらいの感じです。
保育士の資格を取るには、筆記試験合格後、保育園での実習があるのですが、意外にも子どもたちが喜んでいて、この仕事はぜひやってみたいと思いました。
電気工事士の方は、適度に身体を動かしそうな仕事ということで資格を取得しました。受験者の年齢層はさまざま。うち女性の比率は5%もいない程度かなという感じです。
将来、電気工事のアルバイト的な働き方ができればと思います。

3.これからの模索

(1)給料の心配
いままでと違う仕事をしてみたい気持ちがある一方で、今の職場で継続雇用を選択した方が、保育士や電気工事士になるよりも給料はいいです。
ただ、現状からは大幅減となってしまうので、もう一度転職にチャレンジしてみようかなどと揺れ動いています。
そんなわけで、今の仕事関係での資格取得もチャレンジしているのですが、老化しているのでしょうか? さっぱり合格できていません。。。
3連続不合格。。。

(2)弱気な思考
最近少し、今の職場で継続雇用という逃げ道もあるなと考えてしまっています。大半の人がこの選択をしているせいもあると思います。
会社は新入社員の採用も抑制しているような状況なので居心地は悪そうですが。。。

(3)これからどうする?
いまのところ方向性がまったく定まっておらず、ほんとどうしたものかと悩んでいるところです。少し早めに定年後を考え始めたつもりでいたのですが、何も決められないまま、60歳まで残り2年弱となってしまいました。
そんな状況ですが、”おじさんLCC” に参加させていただいたことをきっかけに、セカンドライフの方向性を出せていけそうな気がしています。
メンバーのみなさまを見倣って前向きにやっていきます!

おじさん本音トーク!〜ブログリレー〜、次はおじさんインターンシップ ”いしいちゃん” にバトンタッチしまーす!

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