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ファスティングで食事改善(グルテンについて)

ファスティング=ダイエット、痩せるというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、

実は、ファスティングは食事改善を行うためにとてもいい方法です。

私が推奨するファスティングでは、
1〜2週間前から小麦、乳製品、カフェイン、アルコール、人工甘味料の摂取を控えてもらいます。

2日前から動物性タンパク質を抜き、ファスティング後の2日後までも動物性タンパク質は抜いてもらいます。

抜いてもらう理由は、第一に肝臓を休ませてあげるためです。
(ファスティングは肝臓を休めることで、辛くないファスティングができます。)

ただ、それ以上に1−2週間の小麦や乳製品の摂取を控えただけで、

体重が減った!
ニキビができなくなった!
便通が良くなった!

などのお話をいただきます。

実は小麦や乳製品は腸内環境を悪化させやすい食品なのです。(もちろん、体質などによってはそこまで悪影響にならない方もいます)


例えば、小麦(グルテン)は、小麦粉自体がグルテンではなく、
パンを作るときに小麦と水を合わせてこね始めると、ねばっとしてきますよね。それこそが”グルテン”と言われます。

このグルテンは、現在の世の中で扱いやすいように品種改良を重ねた小麦なので消化されにくい物が多いです。

このような小麦製品を常食すると未消化物が腸内に多くなり、本来、体内に通すべきでない物質まで通してしまい、
やがて、腸内に元々あった網目が壊れていき、色々な物質が腸内に入ってしまうことになります。(これをリーキーガット症候群とも言います)

これで何が起こるかというと、アレルギー疾患、自己免疫疾患、精神症状、感染症などの炎症が起こる可能性があります。

これだけでなく、腹痛やお腹の膨満感、下痢などもグルテンが原因であることもあります。


一つの食品だけでも、このように腸内への影響は少なからずあるので、
この摂取を減らしてあげる習慣、嗜好品として楽しむ習慣にしてあげることでも、十分に体の変化を感じることができます。

それが、ファスティングを行う際には少なくとも1週間、小麦の摂取を控えるわけですから、毎日朝ごはんに食パンを食べている人がいたら、その習慣をすぐに変化させてあげることができるわけです。

そして、ファスティング後は自ずと、
”5日間断食を頑張ったのに、腸内を荒らすものを食べてしまってもいいのか?”
という気持ちが芽生えてくるはず。笑

綺麗になった体をさらに綺麗にしたい
できる限り綺麗な状態を保ちたい
と思うでしょう。

だからこそ、ファスティングを機会に今までの食事の見直しができる、というわけです。


そこで、もし、
”いや、パンを食べないと生きていけない・・・”
という方がいるとすれば

それは、グルテンが持ち合わせている色気たっぷりな中毒性のせいです笑
実際に、ただの中毒性があるという話ではなく、
小麦を摂取することでモルヒネによく似た物質ができることは明らかにされています。

パン屋さんをみるとふら〜っとお店に立ち寄りたくなってしまう方は、このモルヒネに似た物質のせいで、”幸せ”を求めにパンを食べ続けてしまうのですね。


ただ、ここまで話をすると、
え、じゃあ、かなさんはパン食べてないの?
と聞かれますが
食べます。さすがに、菓子パンなどは食べませんが、、
パンを食べることが悪い、というわけではありません。

このような性質を知った上で、質の良い美味しいパンを月に何度か楽しむ、とか、旅行に行った時だけは美味しいパン屋を探して食べに行く、とかそんな感じで楽しめると良いと思います。

どんなものも、食べ過ぎ、は炎症の元ですからね!

もし、パンがやめられない、、
ラーメン大好きすぎて、、
毎食パスタでもいい〜!!
という方は、食事改善のために
ファスティングをしてみるのも手かもしれませんよ♪

意外とサラッとやめることができたりします(笑)

この記事で少しでも、小麦について理解を深めていただけたら幸いです♡


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